ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ(旅日記・・・その1)



 8月25日(土)の夜、大阪へ向かって旅立った。結婚をした大学時代の友人のお披露目の会に出席するためである。25日のお昼過ぎまで補習をしていたので、ドタバタな出発となってしまった。

 船旅は、2年前の修学旅行の引率以来ではないかと思われる。そのため、久しぶりに行った松山観光港は、いつの間にか改装されていて、以前の雰囲気はどこにもなく、少し洒落た感じになっていた。しかし、閉口したのは、船に乗るまでの道のりの果てしない長さである。もちろん、これまで同様の距離のような気がしないではないのだが、他の施設面が綺麗になっただけに、余計に思うのである。まぁ、普通に歩くなら問題ないのだが、大荷物を抱えて移動することを考えると長すぎる気がする。せめて荷物を乗せる台車が欲しい…そう思わずにはいられなかった。

 さて、久しぶりの船である。2等寝台を申し込んで乗ってみたものの、とにかくベッドが狭かったぁ…。仕方ないと言われればそれまでだが、わずかに腰痛を抱えるせいちゃんにとって、2段ベッドの下側に身体を丸め、背筋を伸ばして座ったら頭がつかえる…自分の胴の長さを恨まないわけにはいかなかった…トホホである。しかし、とにかく一人分のベッドを確保して眠れるのであるから、不平不満もグッと飲みこむしかないのであった。寝返りをうっても、隣の人に気遣う必要がないのは、精神的にもかなり楽であるし、安心して眠れるから睡眠も深くなる気がする。それに、たかが一晩のことである。大げさに言うほどのことでもあるまい。せいちゃんは、眠ってしまえば、どこでもなんとかぐっすり眠ってしまうのだから…。

 船が出港してしばらくたった後、船内浴場に行ってみることにした。あまり期待はしていなかったが、汗だけでも流せたらいいと思っていたのだ。ところが、広い浴槽、広い洗い場、せっけんやシャンプーは備え付けという船内とは思えない浴場だった。しかも、浴槽につかりながら船外を眺める窓までついている。夜中のために真っ暗な風景しか広がっていなかったが、これが陸地側なら綺麗な夜景が、昼間なら青い海が広がっているだろう…。これには驚いた。そう言えば、修学旅行で船内浴場を使うことなんてなかったからなぁ…。

 入浴後は甲板で風にあたり、その後にビール。一杯(たくさんではなく、350mlを1缶だけだよ)飲んで、ぐっすり寝ておかないと翌朝は5時起床である。5時に到着して何をしろというのだろうか?と思うけれども仕方がない。通常、1時前後に眠るせいちゃんにとっては早い時間帯ではあるが、明日以降のことを考えれば、酔いに任せて寝るに限るのである。というわけでベッドに体を横たえて眠ることにしたのであった。Zzzz…。



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