2006 Rota Blue 〜ロタの水に還る〜
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 2006年7月下旬、昨年に引き続き北マリアナ諸島・ロタ島へ潜りに訪ねました。今回は初めての撮影器材としてNiIKONOSXと15mm&20mmのレンズを手にし、水中ワイド撮影を中心に、ロタブルーの蒼い海を収めてきました。ロタを訪ねる前にサイパン島の海で初撮影をしてきましたが、カメラに慣れるのがやっとです。ここではロタの海で撮影した写真をご紹介いたします。フィルムはFUJIのリバーサルフィルムをいろいろと試してみました。
 今年も天候の影響で光降り注ぐロタホールの撮影はかないませんでしたが、透明度50mmオーバーのスーパークリアな海で思う存分のダイビングを楽しみました。NIKONOSというカメラの奥深さ、15mmレンズのスーパワイドな視野角、リバーサルフィルムで撮る楽しさ、この時点で出来る限りの撮影技術を注いで撮影しました。
 今回もダイビングショップはSIRENAさんにお世話になり、撮影に関してはいろいろとアドバイスやサポートを頂きました。

1、ハルノンドロップオフ @+RDPV

@NIKONOS X, UW Nikkor 20mm F2.8, Sea&Sea Yellow Sub 50
ANIKONOS X, UW Nikkor 20mm F2.8,自然光
BNIKONOS X, UW Nikkor 15mm F2.8,自然光

4、サイリガイトンネル A+RDPV

2、ハルノンドロップオフ @+RDPV

3、ロタホール B+RDPV

FUJI RDPV
FUJI RVP100i
FUJI RVP F
FUJI RVP

5、松運丸 B+RVP100

6、松運丸 B+RVP100

7、松運丸 B+RVP100

8、松運丸 B+RVP100

9、松運丸 B+RVP100

10、松運丸 B+RVP100

11、松運丸〜コーラルガーデン B+RDPV

12、松運丸〜コーラルガーデン B+RDPV

13、センハノンドロップオフ B+RVF F

14、センハノンドロップオフ B+RVF F

15、ジェリーズリーフ B+RVF

16、ジェリーズリーフ B+RVF

【使用器材】

【Film Scan】
 Canon CanoScan FS4000US
【Scan Soft】
 Adobe Photoshop 5.0 Limited Edition

 ロタのポイントの中でも白い砂地が広がる水深15m位の心地良い癒しポイントです。何もなくていい....水がスーパークリアであればそれでいい。水がある事さえ忘れさせてくれるポイントです。

 ボートでの水面休息中にイルカが出現! 次のエントリーはロタホールだというのにイルカをしばらく追いかけました。20頭くらいは泳いでいたでしょうか。シュノーケルをつけて近づきましたが、15mmrレンズではもっと近づかないと寄れないですね。左の写真を拡大したのが右の写真です。

 ドロップオフの地形がダイナミックで、蒼く深いブルーを味わえるポイントです。上の写真は”鬼が島”に似ています。

 全て自然光で撮影しましたが、水深30mの海底から水面がバッチリ見えました。明るさも十分です。約100mの船体も船首から半分位が見渡せていましたので透視度は50m以上になります。

 松運丸へのエントリー時は最高のベタ凪ぎに、降り注ぐ太陽、30m下の海底も見えている位、抜群のコンディションでした。第二次大戦中の貨物船が海底に沈んでいます。

 ロタホールへとエントリーしましたが、この日は日が翳り光が入らず、水面も少々波だっていましたので、ホール側からホール入り口を撮影しました。水中モデルはガイドのちなみさんにご協力いただきました。

 ロタ1本目は水深40mに回遊するギンガメアジの群れを撮影しました。水深が深いので短時間勝負です。ストロボ撮影の経験がまだまだと感じる撮影になりました。

 地形スポットが好きな私としては、洞窟とかトンネルとか、青いグレデーションを感じるポイントをリクエストしました。ここも思い入れの深いダイビングで、NIKONOSに20mmレンズ装着をして、絞りやISO感度を変えながら様々な撮影を試みデータ収集に努めました。ガイドのちなみさんには感謝のダイビングです。

 今年もロタホールでの光降り注ぐ光景は目に出来ませんでしたが、今までの中でも最高のダイビングでした。写真を撮っててとっても楽しいと思えるダイビングです。ショップのSIRENAさん林オーナーをはじめスタッフの皆様、ご一緒させて頂いたゲストの皆様に感謝です。
 2007年こそ、光降り注ぐロタホールへリベンジです!

 ロタ島ソンソン展望台よりソンソン村を望む

 Coral Garden Hotel