智積院
番外
寺名 智積院
寺号 根来寺
宗派 真言宗智山派総本山
所在地 京都市東山区
SPOT
庭園

智積院は、元は根来寺の一院であった。寺号に名前が残る。秀吉により滅亡したが、家康により祥雲禅寺(秀吉の子供、鶴松の菩提寺)の寄進を受け、この地に再興。

庭園は、手前右の石橋より向こう側が祥雲禅寺から受け継いだ物。
自然石を用いた桃山時代の特色有る庭園。


Snap shot
門 日頃は、ここからは入れないようだ 参拝受付の入り口の狛犬
講堂 高浜虚子の句碑
当地を訪れた時に詠んだ句が彫られている。
ひらひらとつくもを
  ぬひて落花かな
「つくも」は池の畔に生える「ふとい」という草
風と光が調和して美しい  大書院
かっては収蔵庫にある国宝の壁画が掛かっていた。現在は模写の分。先に本物を見たせいだが、全然違う。
収蔵庫
長谷川等伯らの国宝の壁画を含む6点が展示されている。すごいの一声です。祥雲禅寺にあったもの。
金堂
金堂 明王殿

朱印

kazu_sanの一言
芍薬
収蔵庫の前に咲いていた。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美人の姿に形容されるシャクヤクである。

智積院は火災により、残ったのは長谷川等伯の壁画と庭園だけ、建物は、すべて新しく明るい雰囲気の寺だが、寺の沿革を知ると、明るい気持ちにはなれない私が居る。


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