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新本堂
高松宮妃殿下の発願により、昭和43年5月に建立された。コンクリート建だが、藤原時代の寝殿伽藍の形式。屋根は銅板葺き。
本堂を囲んでいるのは、山吹の花。少ししか咲いて居なかったが、満開の時はすごいのだろうな。
扉には、皇室ゆかりのお寺であることを誇るがごとく菊の御紋が入っている。
弥勒菩薩半跏像は、この中。
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菴羅樹(あんらじゅ)
中宮寺の入り口に植えられている。花はたくさん付くが実になるのは少ないらしい。
魚は子を多くうむけれども、そのまま魚となるものはすくない。菴羅樹の木には花は多く咲くけれども実になるものは少ない。人もまた同じである。菩提心をおこして、み仏の悟りをえようとする人は多いけれども、一歩もしりぞくことなく、ひたすら菩提心をつらぬいて、真実のみ仏の道に入っていくものは少ない。−日蓮聖人のお言葉−
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夢違(ゆめたがえ) 工房
中宮寺からほど近いところにある。
手作りの木工、ガラス細工を販売している。
地酒の販売コ−ナ−では、皇太子殿下、妃殿下が中宮寺に参拝された時の「生写真」2Lサイズが貰える。すごいサ−ビス。 |
夢違(ゆめたがえ)のオリジナルブランドの日本酒と言って売っている。
夢の字が反転しているのが面白い。
ラベルには、法隆寺の「夢違観音」に因んで名付けましたと書いてます(笑)
御芳野商店が醸造元。 |
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仏師 渡邊一空 先生
たまたま、夢違で個展を開かれていた。後ろが先生の作品。一木造りの仏像の制作が本業。すでに300体あまりを各地の寺院に納めている。(静岡の洞慶院の薬師三尊像等)。話し込んでいる内に、右側の作品を買うことになってしまった。
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数ある販売作品の中でも、安い方から何番目という、小物を入れる木の皿。ノミの力強い跡、柿シブを重ね塗りしている。「何の木なのですか?」「何の木だったかな〜、忘れた..」お顔はやさしい先生ながらオトボケも最高。 |