石塔寺
第三十六番
寺名 石塔寺
寺号 阿育王山石塔寺正寿院
(あしよかおうざん いしどうじ しょうじゅいん)
宗派 天台宗
所在地 滋賀県蒲生郡蒲生町
SPOT
石塔寺(いしどうじ)
この塔は阿育王塔(アショカおうとう)という。飛鳥時代末期の建立とされ、日本最古の石塔。
名前も姿形も、まさに異国風。訪れる人もまばらで、「百寺巡礼」の中でも異色の存在になるのではと思われる。
聖徳太子は48の寺を建立した。この寺が最後だったことから、以前は本願成就寺と名付けられたという。
アショカ王伝説について
紀元前3世紀、インドにアショカ王が居た。かなり評判が悪い。晩年は仏教に帰依。仏教を広める為に、仏舎利(釈迦の遺骨)を八万4千の塔に分骨し、それらを世界にまき散らしたという伝説がある。
その内の2個が日本に飛んできた。ひとつは琵琶湖に、ひとつはここに落ちた。平安時代に、その話しが日本に伝わり、探したらあったという、お話し。

Snap shot
山門 本堂
清涼寺式釈迦如来像 本堂からの158段の石段
石段を登るとこれがある。
周りの石塔石仏は、約3万と言われている
石塔発見者の供養の塔
一条天皇の命により探索した人の供養塔。いずれも重要文化財に指定されている
さらに奥の山道にも石仏がたくさんある。 毘沙門天像
山道の折り返し点にある

朱印

五木寛之の一言
この石の海に、ふとなつかしさのようなものを感じたのだ。もし許されるなら、
ずっとこの中に漂っていたい。
kazu_sanの一言
これは、何か怪しい。
朱印なんかないよと言われても不思議ではない。
観光寺とは違う、でも普通の寺とも違う。何か、怪しい....。


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