清水寺
第三十番
寺名 清水寺
山号 音羽山
宗派 北法相宗
所在地 京都市東山区清水
西国三十三箇所観音霊場の第16番札所
SPOT
清水の舞台   本堂(国宝)

開基は1200年も前。徳川家光により再建される。毎年400万人も訪れる観光のメッカである。
思い切って決断することを「清水の舞台から飛び降りるつもりで..」と言う。ここから飛び降りるには、かなりの勇気が要りそう。
「懸造(かけづくり)」の様子は、奥の院かさらに先の山道から撮るのがコツです。
2009.4の再訪の写真もあります。
地主神社
秘仏公開


Snap shot
二年坂
清水寺へはいろんな道があるが、やはり、この二年坂からであろう。何故かというと当時都の中心はさらに北側、鴨川に沿ってきて橋を渡るとこの道になる。
今は若者の通りでもある。
産寧坂
次は、この坂。そして、清水坂には途中から入る。

舞妓さんの後ろ姿がいい。彼女らは1万円近く払って舞妓衣装を着付けてもらって、散歩中。どうしても地毛が足りないので、後ろから見ると、すぐに区別が付く。
でもカメラを向けると大概の人はポ−ズを取ってくれる。これが、ここらのお約束(笑)。お互いが楽しめる。彼とは行かない方がいい。女同士がいいようだ。一組あったが、彼は所在なげ..。(笑)
仁王門
修学旅行写真のお約束の場所
西門と三重の塔
仁王門前の狛犬
良く見ると、左右とも口を開けています。
何故?
仁王門前の狛犬
狛犬や仁王像のように一対で存在する宗教的な像は、口が開いている方を阿形(あぎょう)、閉じている方を吽形(うんぎょう)と言う。
ここは、両方とも口が開いてる。不思議?
明治初期の基準点標石
京都市街図作成のために9ケ所に設置されたが、現存する唯一のもの
経堂
随求堂 随求堂本尊の大随求菩薩座像(秘仏)

「胎内めぐり」の料金100円を払うと、この絵はがきをくれる。平成12年に始まった。菩薩の胎内に見立てた暗闇の空間(ホンマニマックラ)を手摺り代わりの数珠のヒモを持ちながら、オソルオソル進む。途中大きな石が突然光に照らされて出てくる。これをさすると願い事が叶う。
心身のルネサンスが体感出来るとのこと。
何でもない仕掛けながら、清水寺らしい..。
2004.4
田村堂(開山堂)
清水寺の創建者坂上田村麻呂公を祀る
通常は、一般公開されていない
坂上田村麻呂公坐像
100年ぶりの特別開扉(21.3.1〜21.5.31)
他に、高子夫人像等がある。
鎮守堂(春日社) 鐘楼
多くは4本足であるが、ここは6本足。不思議?
轟門 本堂
本堂のお前立ち
日頃は、この像を拝みます
弁慶が使っていた鉄の杖と下駄。杖は2本ある。
大きい杖は長さ2.6メートル重さ96キロ、鉄下駄は、一足が12キロ。
学校の先生の、ご指示通り持ち上げて見ようと言う女学生達。いいな〜。この感じ。
釈迦堂 阿弥陀堂
百体地蔵堂 奥の院
奥の院
本尊 お前立ち
奥の院
ふれ愛観音
この前は、人で一杯。空くのを待ってました。
濡れ手観音
奥の院の裏手にあるから大概見落とす。
少し離れたところから柄杓で水を汲んできて、そっとかけると、どんな願いでも叶う。
子安の塔

2009.4は工事中で囲われていました。
音羽の滝
いつもすごい行列です、今回(2009.4)も断念。
帰りの坂は「茶わん坂」。清水坂は混むし、こっちの方が近いという理由だけ。振り返るといい感じ
いづう
お昼は、祇園にある創業200年という鯖寿司の老舗。2004.4
鯖寿司は2100円。右側の盛り合わせは、鯖を鯛に替えてもらった。いいお値段がする。鯖寿司の昆布ははずして食べる。お寿司を食べた後、昆布だけ食べる。いい味。飲み物は冷酒のみ。都合6千円位。味は満点。接客は祇園らしくなくさっぱり。
2004.4


地主神社(じしゅじんじゃ)
江戸時代までは清水寺の鎮守社であった。大国主を主祭神とし、縁結びの神さまとして若い女性やカップルに人気のスポットである。
鳥居 断然女の子が多いですね
本殿 本殿
「恋占いの石」目をつぶって、石から石に辿り着けば恋が叶うとされている。
10m位あります。すごい人ごみですから、人にぶつかってだめですね。人の迷惑を省みずにやる人が、恋の勝利者になるかも(笑)この石、科学的な年代測定で縄文時代のものであることが判明している。


朱印

五木寛之の一言
清水寺は仏教界をゆうゆうと泳ぎ回る巨鯨といえる。仏、あるいは仏教の、あらゆるものをその巨大なからだに呑み込んでいる。
清濁併せ呑むたくましさで、1200年にわたって広く庶民に夢を与え、生きる糧を提供してきたとは言えまいか。
kazu_sanの一言
本尊ご開帳 千手観音立像
2009.3.1〜5.31

33年に一度しか開帳しない秘仏。今回特別に開帳。(特別開帳)

写真は公表されていない。これは、秘仏を模したという「お守り」。分身として大事にしてくださいとのこと。本彫金。

次回の、ご開帳は2033年。後24年後です。来れるかな?

お前立ちと良く似てますが、持物に色が付いているのですね。
左手の「日精摩尼手」と右手の「月精摩尼手」です。
今回は、内陣まで入れます。
本尊を守るように立つ、二十八部衆に圧倒されます。
きっと、いい物を見たなと思いますよ。
奥の院 本尊 千手観音坐像(重要文化財

2002年に重要文化財に指定され、翌2003年3月7日から12月7日まで243年ぶりに開帳された。

2008年8月から9月にかけて奈良国立博物館で開催された特別展「西国三十三所-観音霊場の祈りと美-」に出陳された。

これは、行って来ましたよ。
次回の公開は残念ながら未定です。


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