清荒神清澄寺(きよしこうじん せいちょうじ)
番外
寺名 清荒神清澄寺
山号 蓬莱山
宗派 真言三宝宗(大本山)
所在地 兵庫県宝塚市
清荒神  鉄斎美術館
SPOT
山門
896年(寛平8年)に宇多天皇の勅願寺として静観僧正により建てられた。本尊は大日如来。鎮守社として三宝荒神社があり、竃の神の荒神などを祀る神仏習合から「清荒神清澄寺」と言われる。
「荒神さん」と呼び慣わされ、かまど神であり、受け取ったお札を台所の神棚に祀るなどの信仰が根付いている。阪急宝塚線 清荒神駅 から徒歩20分。約200軒の店舗と露天が楽しい。


Snap shot
丹波の栗のお店
殻付きが珍しい。マスコミに良く登場するようだ。今日の出来は今ひとつ。家でもう一度レンジで焼き足すと、おいしい。
参道の露天。
手水舎
柄杓は奉納されたもの。名前等が入っている。
常に新しくなる。グッドアイデアだ。
護牛神堂
本尊は牛頭天王(ごずてんのう)です。丑年のせいなのか、参拝者が多い。
護牛神堂 中を覗くと牛が居た。 いよいよ 拝殿
拝殿(天堂)
天堂には、三宝荒神王、大聖歓喜天(聖天)、十一面観世音菩薩他、福徳を授ける諸神諸仏が祀られている。
護法堂
「ご本社」といわれる。正面には大勝金剛転輪王(如来荒神)、右に歓喜童子、左に弁財天が安置されている。
鐘楼 火箸納所 アート風に撮ってみました。
厄年の人が火箸で厄をつまみ出してもらうとされる。自宅でおまつりし、厄明け節分に、ここに奉納する。
宝稲荷社
天堂から本堂へは山腹につけられた石段を上り下りしますが、その途中にある。
本堂
手前の一願地蔵尊は金銅製の巨大な立像で、頭上にまで水を掛けて一つの願いを念ずれば、ご利益があると言われています。ちょっと無理?
賓頭盧尊者坐像 本堂の前
なでぼとけ・おびんずるさまです。
長い列が出来てます。
池苑

池泉回遊式庭園で、江戸時代初期〜中期の作庭。
鯉も泳いでいます。
池の滝のところに仏像が見えるように思えるのは、気のせいかな。 資料館

鉄斎美術館

境内にある美術館である。
富岡 鉄斎(とみおか てっさい、1837年1月25日(天保7年12月19日)- 1924年12月31日)。
明治・大正期の日本の文人画家、儒学者。日本最後の文人と謳われる。
30歳から40代半まで大和国石上神社や和泉国大鳥神社の神官(宮司)を勤める。
座右の銘は「万巻の書を読み、万里の道を往く」。本職は学者を自認。

本堂の渡り廊下の下をくぐると 美術館全景
美術館前の石
鉄斎翁ゆかりの地、貴船、鞍馬、天竜、伊予の各名石を配している。
館内
館内 方竹挿花器
絵が、鉄斎。こんな竹にするのが難しいな。


朱印

kazu_sanの一言
タラヨウ

池苑の中央の木です。実がなっていた。アップの写真。

多羅葉。モチノキ科。
葉の裏に傷をつけると黒く変色するので字を書くことができる。この性質がインドで経文を書くのにつかわれた貝葉の原料であるヤシ科のタラジュ(多羅樹)という木に似ていることがタラヨウ(多羅葉)の名前の由来となっている。葉書の木、郵便局の木とも言う。
花期は4〜5月頃、淡黄緑色の花を咲かせる。
お寺には多い。


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