広隆寺 |
番外 寺名 広隆寺 寺号 蜂岡寺 宗派 真言宗御室派 別格本山 所在地 京都市右京区太秦
SPOT 南大門 仁王が安置されている
太秦の駅を降りるとすぐにある。
広隆寺は推古天皇の時代に渡来人・秦河勝(はたのかわかつ)が太子より百済の仏像を拝領しての建立と伝えられる。平安遷都の時に現在地に移転。
聖徳太子が創建したと言われる七つの寺の一つ。
*聖徳太子創建七ヶ寺 法隆寺・法起寺・中宮寺・橘寺・葛城寺・四天王寺・広隆寺。
葛城寺(葛木寺)のみ現存しない。
Snap shot
南大門を入ったところ 上宮王院太子殿 開扉は毎年11月22日 霊宝殿
広隆寺はたくさんの仏像がこの中にある。
国宝
弥勒菩薩半跏像 (右の写真)
弥勒菩薩半跏像「泣き弥勒」
千手観音立像
不空羂索観音立像 313,6cm
十二神将立像(十尊)
阿弥陀如来坐像弥勒菩薩半跏思惟像 国宝
広隆寺と言えばこれ。国宝の第一号である。
「人間の持つ心の永遠の平和の理想を真にあますところなく最高度に表微している(カール.ヤスパース)」
隣に「泣き弥勒」と言われる、もう一つの国宝 弥勒菩薩半跏思惟像がある。
朱印
kazu_sanの一言 不空(ふくう)羂索(けんさく)観音立像 国宝
313,6cmを間近に仰ぐと圧倒的存在感がある。
不空とは心願空しからずと云う意味で、羂索とは戦いや猟で用いる端に環のついた投網。
つまり観音の大慈悲の網でもれなく全ての人を救う観音である。
均整のとれた端麗な姿、お顔は優しく、どこにも贅肉はない。衣紋の彫りは力強い。