妙法院
番外
寺名 妙法院門跡
山号 南叡山
宗派 天台宗
所在地 京都市東山区東山
SPOT
妙法院門跡は日頃は非公開。春秋の特別拝観のみ寺内に入れる。
皇族・貴族の子弟が歴代住持となる別格の寺院を指して「門跡」と言うが、妙法院は青蓮院、三千院(梶井門跡)とともに「天台三門跡」と並び称されてきた名門寺院である。
門跡の中でも法親王、または入道親王が住職として居住する寺院を宮門跡と言い、現在十三門跡と称される中に妙法院はある。
後白河上皇が譲位後の居所(院御所)として法住寺殿の造営を進め、ここで院政が行われた。妙法院はその中敷地内にあり、大仏で有名な方広寺や、新日吉神宮、蓮華王院=三十三間堂を管領し、その敷地は22万坪と言われた。三十三間堂は今も所管である。


Snap shot
大門から 庫裏 国宝
大玄関 重要文化財 本堂(普賢堂)
本尊の普賢菩薩騎象像。
普賢菩薩が象に乗っている。その象は妙だ。多分作者も見たことがなかったのだろう。
宸殿
阿弥陀如来座像と歴代の天皇.皇后.中宮のご位牌が安置されている。
前庭
手前の石橋は、楠木の化石。化石だから木か石か難しいところ。

朱印

kazu_sanの一言
妙法院の中で見つけた小さな鐘。

日頃立ち入ることを拒絶している寺である。たくさんの文化財の管理のためにはやむを得ない措置かも。
公開中は、他の場所もそうだが、龍谷大学の学生が覚えたての説明を一生懸命やってくれる。それも京都らしい。


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