六波羅蜜寺
番外
寺名 六波羅蜜寺
山号 補陀洛山
宗派 真言宗智山派
所在地 京都市東山区
空也の寺
西国三十三箇所第17番札所
SPOT
木造空也上人立像 重要文化財
境内の狭いお寺であるが、何と言っても有名なのは、この像。
この像を見るためにだけ、訪れたようなもの。
116cmの高さ。空也の雰囲気が良く出ている。鎌倉時代、運慶の四男・康勝の作。
空也の口からは6体の阿弥陀仏の小像が吐き出されている。6体の阿弥陀仏は「南無阿弥陀仏」の6字を象徴している。
2009.4に再訪


Snap shot
正面 本堂
2009.4 朱印にズラッと並んでいる。
境内 境内 弁財天堂
空也上人で有名な寺だが平安末にはこの付近に、六波羅殿と呼ばれた平清盛ら平家一門の屋敷が営まれた。またのちに鎌倉幕府によって六波羅探題が置かれたのもこの付近である。
平清盛坐像(重要文化財)
怖い顔をしている。

朱印

kazu_sanの一言
上記の像の口の部分の拡大。

勅撰集に、空也上人の歌として「ひとたびも南無阿弥陀仏といふ人の蓮(はちす)の上にのぼらぬはなし」というのがある。

醍醐天皇の第二皇子と言われた空也は、庶民の中に、歓喜踊躍しつつ念仏を唱え、民間浄土教行者「念仏聖」の先駆であった。

六波羅蜜寺のご本尊は、空也上人自らが刻んだと伝えられる十一面観音像で、秘仏。辰年の時だけに、ご開帳される。
2009.4.26〜5.6まで、特別開帳ということで再訪したが、団体客が一杯。団体客より一足先に案内をお願いしたのだが、団体客の後でと言われてしまい先を急ぐので断念。
宝物収蔵庫で空也上人と再会しました。


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