清水寺 |
第七十三番 寺名 清水寺 山号 瑞光山 宗派 天台宗 所在地 島根県安来市 登れる三重塔
SPOT 三重塔
寺伝では用明天皇2年(587年)、尊隆上人により開かれたというが、一時廃れ、大同元年(806年)平城天皇の勅旨を受け、盛縁上人により復興されたという。
戦国時代兵火に襲われ根本堂以外の建物は焼失した。伽藍はその後毛利氏及び松平氏により復興。三重塔は、住職二代、大工三代が心血を注ぎ、信徒約1万人の浄財で、33年をかけて安政6年(1859年)完成。 高さ33.3m、総欅造り。
初層は、三手先(みてさき)組物で尾垂木(おだるき)が二段になっている。
何とも華やかな組み方である。
そして、ここは2層目、3層目に登れる。事前に拝観予約するのが確実。
Snap shot
仁王門 参道 お出迎え観音 ツワブキ 参道が、まだ続く 弁財天堂 光明閣書院
事前にメールで予約した時に法要のために拝観出来ないと返信を頂いた。残念。根本堂(本堂) 根本堂(本堂) 護摩堂 毘沙門堂 手水舎 鐘楼 三重塔 三重塔 初層内陣の厨子には五智如来像が安置されている。四面なので、ここには2体。ガラスに反射していますが。 塔内は照明がありません。外の光が頼り。
受付で、懐中電灯を貸してくれます。二層目には、小塔が祀られている 二層目の外に出てみました。 こんな階段を登って行きます。手摺はない。一つ一つの段が高い。子供は元気良く登りますが、大人は慎重です(笑) 三層目は、薬師如来が迎えてくれます。
「気を付けて上がりな・・・・・」三層目外に出て。 下界の様子 左手が本堂 下界の様子 宝蔵
拝観は年2回各1週間程。予約すれば拝観出来ます宝蔵
予約していたので開けてくれました。
朱印
五木寛之の一言 寺というものは信仰のよりどころではある。だが、それだけでなく、庶民のこころや文化や歴史など、いろんなものが結集している場所でもある。
山陰の「キヨミズさん」を訪ねて、そんなことをあらためて考えさせられた。
kazu_sanの一言 十一面観音立像(重要文化財)
宝蔵に安置されている。
元、本尊である。今の本尊は秘仏になっている。
像高176.6cm 檜の一木造り。
直ぐ近くで拝観出来る。
彩色が落ちて、極めて簡素な感じだが、見るものを感動させます。
木造阿弥陀如来坐像もあります。
大きいね。