聖林寺(しょうりんじ)
番外
寺名 聖林寺
山号 霊園山(りょうおんざん)
宗派 真言宗 室生寺派
所在地 奈良県桜井市
SPOT
聖林寺
現談山神社(談山妙薬寺)の別院として建てられた。少し坂をあがったところにある、こぢんまりとしたお寺です。「安産.子授け」の祈祷をしていますが、何と言っても、日本一美しいと言われる、国宝 十一面観音菩薩像で有名。
11月中は、マンダラ展開催。極めて保存状態のいい、秘蔵のマンダラが、15点、公開されています。直ぐ近くで見ることが出来ます。


Snap shot
境内には南天が一杯
本堂には、本尊 子安延命地蔵菩薩が祀られている。
南天 色あざやか
万両と千両 黄色の万両
十一面観音菩薩は、この階段を上がった建物の中にある。 ミロのヴィーナスに匹敵すると言われています。
立ち姿は、上品で、何となく色気もあります。目は切れ長です。指が何となく怪しげな雰囲気。
仏身209.1cm、台座77.8cm
元は、三輪山・大御輪寺の本尊であった、その後当寺に移され、明治20年まで秘仏であった。
今は、常時公開されている。

聖林寺からの遠景  高い建物がないので、いい雰囲気です。
右が三輪山 古来より神の鎮まりますお山ということで有名。神事のある時は、今でも入山禁止です。本日は、新嘗祭なので登山は出来ない。梺は、邪馬台国のあったところという説がある。
左が箸墓古墳。 3世紀中頃の「前方後円墳」の古墳。邪馬台国の女王・卑弥呼(西暦247年頃死去)の墓との説で有名。


朱印

kazu_sanの一言
「南天のお寺」と別称しても、いいくらいに、境内には色鮮やかな南天がたくさんあります。
ナンテンは難を転ずるといって災難避け、魔避けに玄関、手洗い、鬼門にあたる場所に植えるとよいと言い伝えられてきた。お正月のお飾りにも使われます。赤飯には、南天の葉を入れるという風習もある。
ここには、千両と万両もある。セットで呼ばれることが多いが、千両はセンリョウ科、万両はヤブコウジ科。これにアリドウシという鋭いトゲがある植物と3つを揃えて飾る。
「千両,万両,有り通し(金は,千両も万両も一年中あるよ!)」という正月の縁起物とのこと。来年の正月は、是非お試しを。


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