増上寺 |
第四十二番 寺名 増上寺 山号 三縁山 宗派 浄土宗大本山 所在地 東京都港区芝公園
SPOT 大門
昔は、ここからが寺域であった。
門は、ビルとビルの間にある、右のビルから頭を覗かしているのは、東京タワー。
増上寺は、徳川家康が江戸に移って最初に菩提寺とした。
二代秀忠公、六代家宣公、七代家継公、九代家重公、十二代家慶公、十四代家茂公の、6人の将軍の墓所である。
なお、寛永寺も徳川家の菩提寺であり、7人が祀られている。三代家光、四代家綱、五代綱吉、八代吉宗、十代家治、十一代家斉、十三代家定の墓がある。
初代家康は、日光東照宮。最後の15代慶喜の墓所は、谷中霊園にある。
京都から東京に移った明治天皇は増上寺を最初の勅願寺とした。
まさに江戸.東京の人の心を掴むのに重要な役割をしてきたお寺である。
Snap shot
三門(三解脱門)
大門を通りビルの間を歩くと、さらに参道を横切る広い道に出会い、その向こうに三門がある。
ここからが、現在の寺域である。
ここでも東京タワーが見える。大殿
ようやく寺内に入ると、大殿。その背後に東京タワーが迫って来る。鐘楼堂
江戸三大名鐘の一つと言われている。徳川将軍家墓所
普段は非公開。墓所の門
門には徳川家の家紋の三ツ葉葵。
朱印
五木寛之の一言 東京のシンボルともいうべき東京タワーを背負う増上寺は、それ自身が、東京というメガロポリスの中核をなしている。この寺のあり方に、二十一世紀の寺院の姿が見いだせるかもしれない。
kazu_sanの一言 可愛い地蔵さん達
全員が揃って赤い帽子をかぶっている。時々吹く、春の風が、風車を回す。
何ともおだやかな時間が、東京のど真ん中に流れる。
千躰子育地蔵尊
子育て安産に霊験あらたかとされる西向観音にちなみ、子供の無事成長、健康を願い昭和50年より順次奉安されている。