野宮(ののみや)神社
野宮神社
京都市右京区の嵯峨野にある神社である。
祭神は野宮大神(天照皇大神)。旧社格は村社。
伊勢神宮に奉仕する斎王が伊勢に向う前に潔斎をした「野宮」に由来する神社であると伝えられる。
天皇が代替わりすると、未婚の皇女・女王の中から新たな斎王が選ばれ、嵯峨野の清らかな場所を選んで作られた野宮に入って一年間潔斎した後に伊勢神宮へ向かった。
その時の行列を「斎王群行」といい、現在では毎年10月の例祭において「斎宮行列」としてその様子を再現している。
野宮の場所は毎回異なっていたが、嵯峨天皇の代の仁子内親王のときから現在の野宮神社の鎮座地に野宮が作られるようになった。
鳥居は樹皮がついたままのクヌギの木で「黒木の鳥居」と呼ばれ、古代の鳥居の形式を伝えている。
小柴垣はクロモジの木を用いる。
源氏物語では、六条御息所の娘が斎王に選ばれ、伊勢に旅立つ時に、光源氏が、この神社まで六条御息所に会いに来る。

嵯峨野の竹林
風情がありますね
野宮神社境内の「野宮じゅうたん苔」
京都嵐山オルゴール博物館
学術的な解説をきちんと聞ける博物館です。

フランス製で、黒人がバンジョーを弾くのは、目の動き、手足の動き、胸の動きがとてもいい。
テディベアが酒を飲むカラクリもあった。飲み干す時に杯を持った左手が肩まであがり、傾斜で杯の中の水が身体を通って右手の酒瓶に移る。-つまりいつまでも続く。この仕組みもしっかり解説してくれる。
マンドリンを弾く少女が可愛い。
オルゴールとオートマタ(自動人形)が一杯です。
大人1000円の入館料は高い。
日本では、蓄音器が先に入ってきたためにオルゴールは普及しなかったようです。
併設の、「オルゴールレストラン赤い靴」でランチ。



   
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