何有荘(かいうそう)
大日山法華経寺  幸福寺


京都は蹴上から南禅寺への近道を行くと、100年振りの公開と言う立て看板が人目を引く、思わず入ってしまった。
入場料は1000円。高い!
入って見たら、これはスゴイ。いろいろ聞いてみたら、さらにスゴイ。
パンフレットは貰えるが、「文学的過ぎて(笑)」要領を得ない。(改定されるらしい)聞いた話を交えながらまとめると。
元は、南禅寺の塔頭であった。
明治の始めに、ここの正因庵住職が南禅寺管長を務めていた時に、南禅寺三門の復興の為に売却。小堀遠州の一番弟子、小川治平の作庭。
稲畑翁の別荘となる。(稲畑勝太郎氏−稲畑産業の創始者。明治の傑物、日本映画史の祖でもある。貴族院議員。)
当時は、「和楽園」と称した。国際的な社交場でもあった。
その後、宝酒造が所有したりしたが、現在は個人の所有。
2003年秋に1ケ月程、初公開。2004年3月中旬より本格的に公開中。
明治天皇がお忍びで来られた時には「隧道」を通られて山上に出られたらしい。

まさに一つの小山が庭にあるという感じ
注。赤字は聞いた話を元にまとめたので、真偽はご容赦を。
2004.4.18 記



入り口。青のシ−トが残念。 洋館。居宅だった。
庭の一部 庭の中に、こんな山道が..。
小山上から。右に見える建物が南禅寺。 山頂の「草堂」
隧道の下の入り口
山頂の「草堂」の中まで続いている。明治天皇が歩かれたらしい。庭の所々に灯り取りがある。
隧道の入り口にあった。読めない。
一番左は、多分「稲畑先生」
隧道は中国の庭園には良くあるらしい。

戻る