大阪みどりの百選

80.意賀美神社と雨降の滝 岸和田市
意賀美は「おがみ」と読む。陽成天皇が、 大かんばつのとき、菅原道真に降雨を祈らせたことから「雨降り大明神」とも呼ばれる。神社の森には、くすのき・やまももなど、約70種の暖帯樹が茂り、市の天然記念物となっている。 石碑は入り口にあった。
大阪外環状線から少し入ったところに、突然のような大自然がある。
神社への階段 社殿の前を流れる津田川の上流には滝があり、日照りには、この水をさらえて神前に祈ると、必ず雨が降ったことから「雨降りの滝」と呼ばれています。
「危険」の表示があり、下に降りることは出来ない。
81.岸和田城 岸和田市
五風荘側から 市役所側から
本丸の入り口 石碑。右側の大きな釜は酒造用。
天守閣前の「八陣の庭」
諸葛孔明の「八陣法」をテ−マに作庭。
「八陣の庭」からの天守閣
82.泉穴師神社の森 泉大津市
「いずみあなし」と読む。和泉五社の一つ、泉州二の宮として1300年以上の歴史と伝統のある由緒深い神社。 石碑は入り口に
神社の正面。直ぐ前が三叉路道路 左の石の鳥居にある橋。渡るのは少しキツイ。
境内には樹齢600〜800年の古木が並ぶ公園がある。このクスノキが第一号指定。昭和53年3月1日。
樹齢約600年。高さ22m、幹周り4.5m。
こんなのが一杯ある。
83.二色の浜の松林 貝塚市
松林 松林
公園のシンボル
帆船マストのモニュメント

右が阪神高速湾岸線
石碑 松林のはずれにあった
名残尽きぬ海辺    二色浜海水浴場
松林と白い砂浜が今も残る大阪府下を代表する美しい海水浴場。白砂の海岸線が約1km続く。が公園のシンボルとして建っています。
夕方、去りがたき風情の若者達がアチコチ。バ−ベキュ−の後かたづけをしながらもまだ食べている。臨時駐車場は5時までですよとアナウンスがしきり。人で満杯の日中と少し違う雰囲気。遊び疲れただるさが漂う。喧噪は波が持って行ってしまった。はるか遠くには、関西国際空港、いままさに一機が着陸しょうとしている..(虫メガネで見ないと分からないけれど..事実です)あれは、多分パリからの帰国便。(多分ですが..)

HOT NEWS掲載分。
84.水間観音とその周辺 貝塚市
本堂
「本堂」に祀られている本尊は「聖観世音菩薩」行基が滝の中に見た仏像と伝えられているようである。もしそれが事実ならば、約1300年も前の物。重要文化財に指定されていないけれど...。
現存する三重塔では大阪府下唯一
愛染堂 お夏清十郎の墓
約700年前、水間の豪農楠右衛門の娘、お夏がこの「愛染明王」に祈願し、勅使であった山名清十郎との恋を成就させたといわれ、その縁で「お夏清十郎」の墓がここに建てられている。墓に備え付けられている花立てには田中絹代、林長二郎の名前が刻まれている。映画「お夏清十郎(1936年)」に出演した両名が献じた物。林長二郎はその後改名し長谷川一夫。
雪景色  貝塚市 水間公園
1月17日は朝から雪。四国の南海上にある低気圧が発達しながら東に進む影響で、西日本では雪が降り、太平洋側では平野部でも積雪の恐れがあるという気象庁の予報通り、ここ大阪南部でも、めずらしく雪。雪国らしく見える所を探したら(笑)、ここ水間公園がぴったし。左の建物では、カップルが二人だけの銀世界に浸っていた、さっき駐車場であった小さな子供連れの家族が、間もなくここを見つけて走り回るだろう。
今日は大学入試センター試験。受験生を持つ家族は朝から空模様を気にしながら、大変だったろうと思う。それにしてもセンタ−試験の日は、よく雪が降るように思う。

第62号−16.1.17〜 −
千本餅つき 大阪府貝塚市・水間寺
水間寺の新年行事で、1月2日、3日に行われる。観音様の出現を祝って餅をつき、御本尊にお供えする。音楽とかけ声に合わせ、若者達が寒風の中、木の棒で突いて行く様子は、溌剌として新年にふさわしい。この後、広場でもち投げが行われる。
水間寺は、龍谷山と号し、聖観世音菩薩が本尊、天台宗の寺院。僧行基が畿内に建造した49寺院の一つとされ、厄除け、縁結びにご利益が有ると言われています。現在の本堂は文化2年(1811)岸和田藩主岡部公により建造。大阪府下唯一の現存の三重塔がある。また昭和36年、今東光和尚63歳の時に水間寺の住職を勤められました。その後和尚は67歳で権大僧正となり、岩手県平泉町の天台宗東北大本山中尊寺の貫主に就任。75歳の時に瀬戸内寂聴氏の出家剃髪をしたことでも有名。社務所では、今でも今東光和尚の色紙が販売されている。我が家にも1枚ある。題は「道」

第61号−16.1.11〜 −


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