フェルメ−ルの作品はいくつ?
37作説−−現在一番数が多い(ここに載っているすべて)新発見の@を含む
34作説−−上記から、ほぼフェルメ−ル作でないと確定したA(2点)を除いた分−現在主流の考え方
「フェルメ−ルの暗号」バリエット,ブルー【著】では1656年から1669年制作以外は偽者と断じている。
大胆ですね。
そこで、その分とすでに本物ではないと言われている作品をグレ−にして見ました。
残ったのは26作品。フェルメ−ルファンとしては寂しくなりました。すっきりした気分もありますが..。
小説では、「手紙を書く女」を盗んだ犯人が世界の人に問いかけます。(犯行を擬装する為ですが..)
本物と偽物を見分けよう...。
.同じように神秘的か
.光にきらめいているか
.謎めいた夢を見ているような気持ちにさせてくれるか
さて、どうでしょうか?
( )は見た年月と場所。
1654年 マルタとマリアの家のキリスト (2008東京) |
1655年 ディアンナとニンフ達 フェルメ−ルの作品ではないと言われている (2008東京) |
1655年 聖プラクセディス フェルメ−ルの作品ではないと言われている (2000/5 大阪) |
1656年 取り持ち女 25歳の頃 |
1657年 眠る女 |
1657年 小路 (2008東京) |
1657年 窓辺で手紙を読む女 (2005/3兵庫) |
1657年 兵士と笑う女 |
1658年 牛乳を注ぐ女 (2007/9国立) |
1658年 紳士とワインを飲む女 |
1659年 デルフトの眺望 |
1659年 二人の紳士と女 (2008東京) |
1660年 中断された音楽の稽古 |
1662年 音楽の稽古 |
1662年 水差しを持つ女 |
1663年 青衣の女 (2011/6 京都) |
1664年 真珠の首飾りの女 |
1664年 リュ−トを調弦する女 (2000/5 大阪) (2008東京) |
1664年 天秤を持つ女 (2000/5 大阪) |
1665年 34歳の頃 青いタ−バンの少女 (2000/5 大阪) |
1665年 絵画芸術 (2004/7神戸) |
1665年 合奏 【行方不明中】 |
1665年 手紙を書く女 (2011/6) |
1666年 少女 |
1667年 婦人と召使い |
1668年 天文学者 (2000/10ルーブル) |
1669年 恋文 (2000/6愛知) (2005/12兵庫) |
1669年 地理学者 (2000/5 大阪) |
1669年 レ−スを編む女 (2000/10ルーブル) (2009/7 京都) |
1670年 手紙を書く婦人と召使い (2008東京) (2011/6 京都) |
1673年 ギタ−を弾く女 |
1673年 ヴァ−ジナルの前に立つ女 |
1673年 信仰の寓意 かなり雑な描写で知られている。 |
1675年 ヴァ−ジナルの前に座る女 最晩年の作品。タツチはかなり荒い。この年になくなる。 44歳 |
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@1670年 ヴァージナルの前に座る若い女性 39歳の頃 (2008東京) |
A1666年 赤い帽子の女 フェルメ−ルの作品でないことがほぼ確定 |
A1667年 フル−トを持つ女 フェルメ−ルの作品でないことがほぼ確定 |