佐賀市は全国自治体庁舎では初めて
NAS電池を導入しました

平成16年2月7日から8日にかけて搬入しました。
地下への設置となったので、クレーン車で地下まで降ろし、写真のようにレールを敷いて台車で移動しましたが、床のの強度が大丈夫か大変気になったところです。

NAS電池設置位置についたので、台車から棚に移動しているところです。
この台車は建物内に搬入するために特別に造ったとのことで、自称3000万円?
という日本ガイシさんのはなしでした。
左の写真がNAS電池が架台に据え付けられた状態です。
一つの箱が50KWモジュールになっていますが、単電池が320個入っているとのことです。
佐賀市庁舎では10個のモジュール3200個の単電池が設置されます。
これにより、契約電力は大幅に下がり380KW台になりそうです。
九州電力さんも、あんまり導入されると電気料金の売り上げが落ちるので、いたしかゆしでしようか?

500KWNAS電池を九州電力と15年のリース契約を結びました

地元住民に対する公聴会および建築審査会を経てNAS電池システム性能評価審査申請が受理され

平成16年4月から本格稼働します

上の絵は50KWモジュール
佐賀市庁舎ではこれを10個積み上げます
一つのモジュールには単電池が320個入っています

モジュールの大きさは軽トラックの荷台程度だと思ってください

単電池にはー極にナトリウム、+極にカーボンフェルトという硫黄を染みこませたものが使用されています

300度の高温で運転し、ナトリウムイオンが個体電解質管を通って硫黄と化合し多硫化ナトリウムになります

通  常
夜間電力で充電し昼間一般負荷に放電します
夜間電力と昼間電力の料金差が電力料の削減になります


停 電 時
一般負荷を切り離しNAS電池から重要負荷への供給を行います

左の写真
NAS電池の実物です
右のステンレス管で保護したものを左の保護管に挿入し二重に保護しています。実際はこの外側に絶縁材を使用した防食層被膜が巻いてあります
500KW NAS電池の大きさが右の写真でお分かりだと思います

佐賀市庁舎では外箱を取り払って建物内の地下に設置することにしました

この件に関する問い合わせは
佐賀市総務部管財課0952-40-7516