北朝鮮工作船見てきました
平成13年12月22日午後10時9分、工作船からの攻撃により巡視船「あまみ」
「きりしま」、「いなさ」が被弾したので、巡視船「あまみ」が正当防衛として射撃を
実施、また、午後10時10分、巡視船「いなさ」も正当防衛として、射撃を実施。
その後、午後10時13分、同船は自爆用爆発物と思われる爆発を起こして推
90メートルの海底に沈没したということです。
平成15年7月12日現在、船の科学館に展示されている、工作船を紹介します。
この工作船は、平成10年の覚醒剤密輸入事件で、東シナ海で暴力団関係者に
覚醒剤を受け渡した船舶「第12松神丸」と同一船ということが判明しています。
なお、ここに掲載しているデータは(財)海上保安協会「工作船の全て」を参考に
しました。
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工作船の後ろ部分 観音開きの扉があって小型船艇格納用にこんな空間がありました。 |
展示場所のようす。 結構、人が多く、興味深そうにみていました。 |
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これは、工作船に搭載されていた 小型船艇後ろにスクリューが3基 ついています。 |
小型船艇の能力 全長11.21m 幅2.5m 総トン数2.9トン 速力50ノット(約時速93Km) |
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船首部分から後方。思ったより大きく、全長約30m幅約5mあるそうで、高速航行に適したV字型船型が特徴 | 3枚羽根のプロペラ4基が、エンジン4基とそれぞれ長いシャフトで連結された、特殊構造の船舶だそうです。 |
百トンクラスの一般的な漁船の約十倍の馬力で30ノット(時速約50Km)以上の高速で航行することが可能と推定。 また、船尾に、「石浦」と記載のある工作船は中国漁船に偽装していたとみられていましたが、日本漁船にも容易に偽装できる仕組みであることが判明しています。 |
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2連装機銃(ZPUー2と推定) だそうですが、携行型地対空ミサイルなど 相当程度の破壊力を持った武器が装備されていました。 |
ロケットランチャー 携行型地対空ミサイル が映っていると思います。どれかわかりませんので、想像してみてください。 |