Windows Vistaに就いての大事な御報せ
いよいよWindows Vistaが登場しました。「松茸」はこれに「對應しない」といふ管理工學研究所の立場は變つてゐません。(「松茸」はver.4.1sp1のものを指します)
このやうな状況の中でXPまでは、「松茸」がXPの新しい機能やシステムに對應しない場合があり得るとしながらも、實質的には「契冲」の使用に差支へはありませんでした。
では「契冲」はVistaで使へるのでせうか、弊社で試驗した所では、
最新版「契冲」ver.19.0はXPでもVistaでも使へますが、下記の制限事項を御諒承の上御愛用下さいますやう御願ひ申上げます。
Vista機で「契冲」を使用する際の制限事項
@ 「契冲」のインストールは管理權限のあるユーザーアカウントに限ります。
A Vistaにインストールする「松茸」は「契冲」ver.19.0に搭載してあります。
B 「松茸」を「既定の言語」に登録しない
C 「松茸」のツールバーをタスクバーに入れない
D 「松茸」のヘルプが利用できない
内容の御説明
@ は從來のXPの場合と變りません。
A
は從來の「契冲」ver.17.0以前の製品に搭載された「松茸」はVistaにはインストールできません。一方「契冲」ver.19.0に搭載の「松茸」はXPでも、Vistaでもインストールできます。これは兩方の「松茸」の内容は變りませんが、インストーラー(setup.exeを實行するプログラム)が異つてゐるからです。「契冲」ver.19.0には念のため、「御讀み下さい」→「XP用松茸」といふフォルダーに、從來のインストーラーを含む「松茸」を格納して搭載してゐます。(「松茸」の名前MTTK41は全く同じですので取違へのないやうに御注意下さい)。
B
實用上はこの項目が最も問題となります。「松茸」を「既定の言語」に設定しますと、パソコンに電源を入れゝば直ちに「松茸」が立上るのですが、
Vistaの場合には「Internet Explorer」を使用できなくなつてしまひます。これはこのプログラムがVistaの一部であるため、互換モードを設定できないとしてゐるからです。
從つて對策としては「既定の言語」はデフォルトのMicrosoft Office IME 2007のまゝとして、「Internet Explorer」の動作を確保しつゝ、「Outlook」(メール)、「Word」、「Excel」や「メモ帳」、「ワードパッド」など各種アプリケーションを開いた時に、畫面右下の言語バー左端の言語切換ボタンをクリックして「松茸」モードにしてから作業を開始します。
C
は從來のXPの場合と變りません。「松茸ボタン」を右クリックして現れるメニューの中で、タスクバーに入れるの左端にチェックがないことを確認します。
D
「契冲」CDに搭載されてゐるマニュアルを御利用下さい。CDを插入し、「御讀み下さい」→「「松茸」説明書アクロバット.pdf」を開きます。
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