こぎん刺しは津軽地方の藩政時代からの仕事着で、冬の長い雪生活に閉ざされた農民達が自分の体を守る為に
限られた資材と社会制約の中で、保温と激しい農作業にもすり切れないように補強の目的で作りだされた伝統工芸品
そんな中でも、こんなすばらしい紋様を考え出した事に、女性はいつの時代でも美を求め、自分を美しく着飾ろうとする
のは同じなのだなぁと感じます。


青森の中にも東こぎん、西こぎん、三縞こぎん、菱刺しと地方によって刺し方が少しづつかわっている。
私も研究会のお仲間に入れて頂き、当研究会ではいくつもの賞を受賞していて、昨年は総理大臣賞を受賞しました。

私の一番初めの作品

  
これは基礎刺しで一番最初に作ったものですが、とても思い出深いものがあります。
旅行に持参して行く先々のホテルで刺してましたが、ひと目でも間違えるとやり直し。
結局は生地に穴があくのではと思うほど、何度も何度もやり直したものです。

手提げ
  
私のカルチャーバックになって、今はテキストなどを入れて重宝してます。
ひと目でも間違ってしまうとこの模様は生まれてきません。

タペストリー
  
手作りの物が部屋の中に一つあるだけで、温かい雰囲気になりますが、今のところは
まだ飾っていません。よく作ったねと眺めては自分を褒めています。(^^ゞ

手提げ2
  
今までの中で一番時間がかかった作品です。奇数のみの目かずだけでこんな綺麗な模様が
出来上がっていくんですよね。横一列ずつ刺しています。総模様だとたいへんです。

テーブルクロス
  

今はこぎんの古典柄を習得するだけで精一杯で、麻の藍染地に生成りのこぎん糸
で作品を作っていますが、余裕が出来てきたら、現代風の色染め地に染め糸を
使って自分の小物も作ってみたいと思っています。