南会津 駒・朝日山群の沢
  
 福島県の南西部に位置し、会津駒ケ岳から窓明山、坪入山、高幽山、丸山岳、朝日岳を主脈とし、南北に連なっている。この地域の川はすべて北流し、全て只見川に合流する。駒・朝日山群の沢は全てが只見川水系の沢だ。この山域は日本一の豪雪地帯にあたり、谷筋には遅くまで豊富な残雪が残り、山腹から谷にかけてはブナを主とする闊葉樹の原生林に覆われている。詰めあげた稜線上には会津駒ケ岳周辺以外に明瞭な登山道はなく、密ヤブと化し、山が深いので下降ルートの選定に苦労する。また8月初旬からはアブが大発生し、アブ対策も必要になる。
  
  ※ここに取り上げた沢は、私が遡行した沢をその当時の記憶を元に記したものですので、当時と今では状況が異なっているところがあります。
  ※難易度は溪友塾の沢登り教室で使っているもので。ガイドブックのものとは異なります。
  ※個人的満足度  - ・・・・・・なし         ・・・・・・・・・・物足りない        ★★ ・・・・・まあまあ満足
            ★★★ ・・・満足       ★★★★ ・・・・おおいに満足
伊南川水系
沢 名 特    徴 難易度 個人的
満足度
平水 増水
桧枝岐川 下ノ沢 竜門ノ滝を筆頭に、3つのゴルジュ帯を持ち、その中に多くの滝を懸ける、快適で非常に楽しい沢だ。ただ流程が長く、通常は沢の中に1泊して楽しみたい沢だが、日帰りも可能だ。 中級 中級 ★★★
黒檜沢 滝の多い沢だが花崗岩の岩肌で非常にきれいな沢だ。20mの大滝を2つ懸け、最初の滝は大きく高巻かなければならないが、あとはほとんどの滝が登れて快適な沢だ。下山も三ツ岩岳の登山道が使える。 中級 中級 ★★★

只見川水系
沢 名 特    徴 難易度 個人的
満足度
平水 増水
大津岐川 大ヨッピ沢 東ノ沢と西ノ沢とに分かれるが、いずれも滝もない平凡な流れが延々と続く。非常に薄暗い沢で深山幽谷に分け入った静かな沢歩きが楽しめる。 初級 初級
奥只見湖 片貝沢 入渓にはダム湖を船で渡らなければならないが、水量もあり、程ほどに滝が懸り、楽しめる沢だ。稜線上に道がないので袖沢のミノコクリ沢の枝沢か宗十郎沢を下降することになる。 中級 中級 ★★★
袖沢 御神楽沢 奥只見ダムからの林道歩きが長いのが欠点だが、10m前後の滝が適度に懸り、水量も多く、釜が多く、素晴らしい景観を見せる渓流だ。詰めは、上手くルートをとればそれほどの藪漕ぎもなく中門岳よりの登山道に上がれる。ルートを間違えると藪が深い。 中級 中級 ★★★
小戸沢西ノ沢 1970年代中ごろに途中まで入渓しているが、ゴルジュの発達した難しい沢だ。当時、東ノ沢との出合付近で工事(何の工事だったか記憶にない)をしていたので、入渓を断られた記憶がある。 上級 上級 ★★★

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