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フリーペーパー「献血劇場」評あれこれ #04

*記載内容は掲載時のままとなっていますので、情報などについては現在とは異なる場合があります。


* 別冊宝島506
「音楽誌が書かないJポップ批評」6
(宝島社)より

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●栗原裕一郎
●塚原尚人

【音楽誌斜読み!】

「最終回 『音楽誌なんか読むな(笑)! 音楽フリーペーパーを読む。』」より

評者 塚原尚人&栗原裕一郎
対象冊子 ●『bounce』(タワーレコード) ●『the music master』(HMV) ●『極楽ロック月報』(ユニバーサル・ビクター) ●『FLYER』(WAVE) ●『PAUSE』(新星堂) ●『新譜情報誌JamSpot』(山野楽器) ●『ジャングル・ライフ』 ●『dictionary』 ●『献血劇場』

音楽誌が書かないJポップ批評 (6)
音楽誌が書かないJポップ批評 (6)

【詩的でホラーなフリーペーパー】

栗原 そろそろ紙面もなくなってきたので、最後に「本当にフリ−なペ−パ−」をひとつご紹介。「献血劇場」(点滴堂)。12ペ−ジのホンの小冊子なんだけど、何とも奇妙なテイストを醸し出している。これはもう明らかに音楽系ではないけど、レコ−ド屋においてあるから(笑)。
塚原 これだよこれ!おれのイメ−ジしてたフリ−ペ−パ−は(笑)。記事がどれもこれも、要約しようのない独特さだね。この「割礼子の時計女 妊娠について考える・1」ってエッセイがとくにスゴイ。妊娠したらしいので検査薬を買って産婦人科へ行って、みたいなことがダラダラと書いてあるんだけど、ネジレてるというかコワレてるというか。<まっうっとおしい内診ですが、子宮外妊娠かどうかもすぐわかるみたいだし、カンジの悪い医者には文句を言えば良いのだし、やたらめったとイヤがるのももったいないような気がします。ところで私の妹が先日妊娠しました。私もそろそろあのふわふわの新しい赤ん坊がほしいです>(35号
栗原 論旨のトビやネジレもさることながら、「ふわふわの新しい赤ん坊」ってのが詩的すぎてホラ−だよね(笑)。この割礼子って、歌手というかミュ−ジシャン。おれ、とある音楽喫茶でシングルを聞いたことがあるんだけど、ぼや−とコ−ヒ−飲んでたのに聞いた瞬間立ち上がり(笑)、そのまま何かけてるのか確認しに行ってしまった。歌もスゴイっす。「献血劇場」にはホ−ムペ−ジもあって(http://www5a.biglobe.ne.jp/~kenketsu/ )ペ−パ−の注文もできるので欲しい方はどうぞ。

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