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フリーペーパー「献血劇場」評あれこれ #07

*記載内容は掲載時のままとなっていますので、情報などについては現在とは異なる場合があります。


* 「ほんとう」弐
(メディアミックスプロダクツ)より

comment ■ほんとうproject

【フリーペーパーの新たなスタイル】

フリーペーパーとは、メディアが発行するものの補助媒体の役割を果たしているもの、地域性のあるもの、市町村が発行するもの、企業が広告を載せているものが殆どでした。しかし最近は、パソコン機器等の作成機材の普及により、「何かを書きたい、表現したい」個人や集団がフリーペーパーを作ることが多くなってきたのです。
フリーペーパーの「フリー(free)」は、"無料"という意味ですが、同時に「表現の自由(フリー)」という意味を持っているのです。そのため、「自分の思いを伝えたい」「こんな面白いことをやっているんだ」「私たちのデザインを多くの人に見てもらいたい」という、手作りの熱意や情熱がひしひしと伝わってきます。こういったフリーペーパーたちは、「表現の自由を守る」といった意味で、音楽で言うならばインディーズ音楽のような自由さと、作り手の熱い気持ちをたくさん含んでいるのです。

【献血劇場】

「本当にステキなものへの好奇心いっぱいで感受性豊かな万年少年少女のための、少女抒情画とおしゃれ、詩と文芸などでいっぱいの、宝物のようなフリーペーパーです。」

〜読者の感想より抜粋〜
編集者の稲村光男さんの描く、大正時代のレトロを思わせる少女抒情画、70'Sとロリータ趣味の入ったファッションページ、本とレコードから派生する事象を読み解く「雨の日の女」、ポエムなど独特の記事が満載の12ページ。
ふわふわとしたメルヘンの世界に浸れるフリーペーパー。

【Question / Answer】

独自のスタイルを貫くフリーペーパーにアンケートしてみました。

Q01 なぜフリーペーパー作りを始めようと思ったのですか?
A01 始めた動機は白状すればちょっとした悪戯心だったような気がします。

Q02 フリーペーパーを作るための資金集めはどうした(している)のですか?
A02 若干の広告費と通信販売売上と、大半はスタッフの出資にて。

Q03 企画編集デザインなど、何人でやっているのですか?
A03 参加メンバーは5名、企画編集デザインは2名ほど。

Q04 あなたが作っているフリーペーパーで表現したいこと、伝えたいことは何ですか?
A04 「ほんとうにステキなものを求める感受性豊かで好奇心旺盛な万年少年少女のあなたへ」というキャッチ・フレーズでやってきました。「ほんとうに」ステキってどんなことだろう?というのがテーマかもしれません。ただそれは、自己表出とかコミュニケーションとかいうよりも、たとえていえば、誰かにはまってみてほしくて、道ばたに落とし穴を掘るような作業という感じです。

Q05 フリーペーパーを作っていて大変だと思うことは何ですか?
A05 いいものをつくろうとすることはすべてにおいて大変ですが、それにもまして実際にみなさまに手に取っていただくための配布の段取りがものすごく大変。

Q06 逆に楽しいと思うことは何ですか?
A06 やっているうちに想像もしてみなかった展開になることがたびたびあって、それがほんとうにステキな方向へ転がり出した気がするととても楽しい。

Q07 読者の反応はどうですか?手応えを感じる時はありますか?
A07 みなさまからいただいたたくさんのおたよりでいっぱいになったいくつかの段ボール箱は宝物の山です。いろんなひとたちに楽しんでもらえたり、あれこれ感じていただけた手応えをずっしりと感じます。

Q08 家族や友達などの周囲の反応はどうですか?
A08 身内ということはあまり気にかけたことがありませんでした。

Q09 どんな人に読んで欲しいですか?
A09 A04であげたキャッチ・フレーズのとおりです。

Q10 これからは…?
A10 できることならメジャー雑誌へ展開したい、雑誌としてやっていきたいと思っています。

Q11 これからもフリーペーパー発行を続けていきたいですか?
A11 いつまでも続けていきたい、と思っていたのですが、実をいうと諸々の事情からこの1年ほど発行できずにいました。そこで、これまで10年近くやってきた「献血劇場」について思想的に検証して次の展開をさぐるコンテンツを近日中にweb-siteに設けようと2002年2月現在準備中です。タイトルは「万年少年少女思想談話室●薬箱戦争」となる予定。よろしかったらチェックしてみてください。
URLはhttp://www5a.biglobe.ne.jp/~kenketsu/kusuribako.html

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