顕証寺ホームページ御覧の皆様に
本堂をはじめ境内の中の建造物、寺領内に有るものは全て、仏法領の中に在ります。門徒の皆様に御法義をお伝えする場であります。とりわけ久宝寺御坊顕証寺は五百数十年の間 河内地方のご門徒の心の拠り所となってまいりました。徒に風雪を重ねてきたのではない、顕証寺の如来様を中心に展開されてきたこの歴史の重みを考えるとき、通過点の今を生きる我々は さらにこの財産を子々孫々に守り伝えていかなくてはなりません。ご先祖伝来の進取の気象、寺内町に生きる者の心意気、何よりも如来様中心の温かい人の和、それらの精神的土壌がこの顕証寺の伽藍を場として培われてまいりました。しかしながら形有るものは時の経過とともに必ずや朽ちてまいります。顕証寺の建物もメンテナンス無しでは もちこたえられません。まさに今!庫裏(寺務所)は崩壊の危機に瀕するところまできております。何とか文化財的価値を損なわず復原できますことを目指したく、ここに皆様のお力添えを切に念願する次第であります。
第十九代住職 近松照俊 謹白
