1.4-1 カーブ駅のコーナーモジュールの製作(まだ企画段階です)

たまプラーザ風味のカーブモジュールの続編として、残り45°分のモジュールを考えていたのですが、
W900氏より 「カーブの駅が良い」 というアイデアを受け継ぎ製作。
フレキシブルレールと、Rがついたプラットホームとの微妙な加減の調整に苦しみながらも
なんとか走行可能な状態まで持ってきました。

第2回、モジュール試運転会より。
国鉄・JR車両より、私鉄が似合います。
雰囲気は良いのですが・・・
画像手前のユニトラとフレキレールの接合部分がお粗末。
また、綺麗なRが描けていないのも不可。
あと、ホームがツヤツヤしすぎ(爆
ちなみにホームの有効長は20m級で7~8両分です。
やはり東急電車とカーブの駅は似合います。
ホームと車両の乗降ドアの高さも良い感じ。
この位の目線で見る分には、それ程問題はありません。
20m級の車両ならば、ほとんどの場合が安心して観ていられます。
↑の画像より少し目線を上げると、
ホームと車両との隙間が気になりますが、
実際の走行で、ホーム通過中はあまり感じません。
これは良かった点ではないでしょうか。


で、このモジュールを組み込んだ運転会を2回行ってみました。
雰囲気などは概ね良好。
車両もTOMIX、KATO、マイクロエース、GMと、ほとんどの車両が問題なく走行できました。
しかし、やはり問題点が。

・車両によってはホームと干渉する(特に21m級オーバーの車両)
・KATOの振子車は微妙な感じ
・何より 精度が低いために、安心して観てられない(爆

安定した走行が出来ないということは、運転会を行う上ではNG。
特に、「安心して観てられない」というのは 精神衛生上 あまりにも宜しくありません
電車は20m級が多いですが、特急電車や気動車には21m級以上の車両も多いため気を使います。
振子車両が微妙・・・というのは、E351系や885系オーナーにも余計な気遣いをさせてしまいます。
安定したモジュールであるために、問題を洗い出してみました。

☆最初のカーブのケガキの際、精度が低いために一定のRが描けてない。
☆プラットホームに関しては フリーハンドに近い作業のため、全くダメ。
☆そんなホームとレールでは、相性は最悪。

ぜんぜんだめだめぢゃん(爆 (´д`;)

今までのカーブ駅は試作として 一定の成果が得られたとしてテスト期間終了。
短い間ではありましたが、ご苦労様でした。はい。 (でもね・・・結構¥つぎこんだのヨ。ここだけの話)
量産型・・・という訳ではありませんが、ここからが本番。

当初はたまプラーザをモチーフとしていましたが、
ホームの有効長が7~8両であること、プラットホームを設置してみると比較的急な感じのカーブに感じたため、
改めて比較的似たイメージの駅を参考にすることに。
そこで夜も寝ないで昼寝して探し出しました。東急東横線・白楽駅。
東横線は8両編成であるのと、カーブが比較的急であること、
駅全体の雰囲気や土地形状などもイメージと似通っていたのが選考理由です。

ということで、イメージを膨らますためにも現地取材。

カーブの駅・・・と言うと、
東京近郊では東急のイメージが私は強いです。はい。
ということで、試作のカーブ駅モジュールを製作前に
たまプラーザ駅を訪れてみました。が。
この駅はちょっとイメージとは違うんだなぁ~。
たまプラーザは、流石10両対応の駅であるために
「ひろ~い」 という感じを受けましたが、
白楽はそれに比べるとコンパクトな感じ。
かといって、京急の横浜以遠の駅のような手狭さでも無く、
非常にイメージに近い。
それはホームの真ん中の幅が結構あるからでしょう。
また、ホームの屋根がかかっている分が3~4両分というのも
見逃せないポイント。
Y500系通過中。
白楽駅は各駅停車のみが停車するので、特急・急行は通過。
で、これも重要なポイント。
鉄道模型で「駅」というのは、
運転会では設置してもほとんど停まってくれなかったり。
そこで、それを逆手に取って
「通過列車がサマになる駅」というのを目指します。
白楽駅を、渋谷方面からみなとみらい方面を臨む。
コーナー内側(みなとみらい方面)のホームは、
両端共に狭くなっています。
この辺も、プラットフォームを製作するのに参考になります。
ホント、狭いですから(笑
列車が入線してきました。
列車とホームの隙間は・・・この位まで再現できれば言うこと無しですが、
実際は無理。
それより、ドアとホームの高さですねぇ~。
模型でも、この位のイメージで制作しましょう。
こちらはみなとみらい寄りのホーム末端。
踏み切りが設置されています。
う~ん・・・良い雰囲気ですねぇ~。
で、ホーム内側はコンクリートのうちっぱなしによる絶壁。
平たい地形では、モジュールがつまらなく感じてしまうので、
このように地形に変化はつけたいです。
また、手狭なスペースで奥行き感を出したい時にも、
地形に起伏をつけるのは有効。
この辺も、白楽駅と自分のイメージは合致!
再び渋谷寄りのホーム末端。
かな~り狭い。
それはさておき。
列車非常停止ボタンや、架線柱の立て方なども参考にしたい。
あと、コンクリートの色分けなども 観察すると面白い。

処変わって、京浜急行・平和島駅。
この駅は退避線付の島式ホームで、
製作する駅のイメージとは異なるものの、
カーブ駅として参考になる点はないか・・・と訪れてみました。
カーブの感じとしては、白楽より少々キツい感じ。
北総車(元公団車)入線。
カントの付き方が素晴らしい!(笑
白楽駅ではそれ程カントを感じなかったのですが、
平和島駅のカントはイメージと合致します。
ホームと乗降ドアの高さの関係が良い感じ。
これも自分のイメージとぴったり。
お次に路盤の画像。画像は白楽駅のもの。
ガイドレールが付いていますが、そこまでは再現しません。(逃
ですが、バラストや枕木の着色の仕方は参考になります。
中央部のバラストはグレーでも可ですねぇ~。


と、このイメージを元に カーブ駅モジュール第二作の製作を開始します。
今度こそはバッチリ決めてやるゼ!