■設計監理日記■

『木造2階建て住宅の増築〜埼玉県川越市』

【工事期間】

平成30年5月〜6月

【施工会社】

フクモト建設株式会社(埼玉県熊谷市原島574-1)





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以前KIJIMA建築工房で設計監理をさせて頂いたMさんの家(築16年)です。
このたび増築の相談を頂き、南側に6帖弱の部屋を新たに造る事になりました。

増築する部屋は、トイレと洗面の設備を設け
仕上は既存の建物に準ずる仕様となります。

工事はMさんご家族が生活されるところで行われますので
要領の良い準備と段取りで、早期の工事が求められます。




▲平成14年竣工当時

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既存建物南側、和室の外の濡れ縁を撤去し
そこに6帖弱の部屋を増築します

 平成30年5月21日(月)

解体工事

濡縁と土間コンクリートを撤去
平成30年5月23日(水)

基礎工事

基礎はべた基礎仕様
高さは既存の床仕上から合わせます
 
 平成30年5月24日(木)

基礎工事

配筋、型枠、設備管、コンクリート打設
の準備が整いました
平成30年5月30日(水)

基礎工事完了

型枠が外され基礎が出来上がりました
途中天候が気掛かりでしたが
ここまで予定通りに進んできました
建て方に先立ち足場を組んでおきます

 平成30年6月1日(金)

建て方

土台、大引、床下地、柱、梁、垂木まで
組み上がりました
土台・大引は桧、柱・梁・垂木は杉
もっぱら国産材を利用します
 平成30年6月2日(土)

屋根下地

屋根下地の構成は
「ゴムアス系防水シート」
「インシュレーションボード」
「耐水合板野地板」
「通気垂木」
「ボード断熱材」
「杉化粧野地板」
「杉化粧垂木」

 平成30年6月4日(月)

木工事内部

床仕上は杉縁甲板張(上小節)です
壁は石膏ボードに下塗用プラスター仕上になります
天井は杉化粧野地板・杉化粧垂木で仕上がりました

設備配管配線は完了しました

 平成30年6月6日(水)

木工事内部

アルミサッシ、断熱材、壁石膏ボードが終わり
屋外の濡縁を残してひとまず木工事が完了です

掃き出しのアルミサッシは既存のモノを取外し
再利用しています
平成30年6月9日(土)

屋根板金工事が完了です

来週は足場解体、屋外各工事、内装左官工事の予定です
 
平成30年6月13日(水)

足場が撤去され屋外の設備配管工事を行っています

建具工事の打合せも行い
室内建具は今週中、屋外建具は来週に出来上がる見込です
 
平成30年6月14日(木)

土間コンクリート工事

掃き出しサッシの前に木製デッキが出来ます
その下地となる土間コンクリートの施工です
 
 平成30年6月19日(火)

木製デッキの完了
既存の玄関土間から続くスペースになります

平成30年6月23日(土)

内装左官仕上、トイレ洗面台の設置が完了です

内装左官仕上は下塗り用プラスター

壁と建具は杉Jパネルを利用しています
 
 平成30年6月26日(火)

全ての工事が完了しました

6帖弱の増築で、ベッドスペース、箪笥置場、
洋服掛け、トイレ、洗面台、濡縁が出来ました