『熊野市史』の問題点
『熊野市史』は1983年に熊野市教育委員会編にて発行され、全3巻であり、
“木本事件”については中巻に記述されている。「木本町民としては誠に
素朴な愛町心の発露であった」と“事件”の加害者を評価するような内容
でった。その後、「会」の抗議をうけて市は訂正をおこなったが、会が
指摘した問題部分を削除しただけの、いい加減なものであった。その方法
も、市史を購入した団体のみに訂正文を送付しただけの不徹底なもので
あった。
私たちは、引き続き何度も、市史の本質的な問題点を指摘し、書き換
えを要求しているが、熊野市は未だに問題点を認めようとせず、根本的な
書き換えに取り組む姿勢させ、みせていない。