「三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・「相度)の追悼碑を建立する会と
紀州鉱山の真実を明らかにする会の『会報』の読者のみなさんへ」
ささやかな『会報』ですが、1989年1月28日の三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・「相度)の追悼碑を建立する会の『会報』創刊、
2004年6月28日の紀州鉱山の真実を明らかにする会の『会報』創刊いらい、おおくのみなさんのたすけをかりて発行をつづけてきました。
2007年11月9日の『会報』は、三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・「相度)の追悼碑を建立する会の『会報』47号、紀州鉱山の
真実を明らかにする会の『会報』2号として発行し、それ以後『会報』は合併号として発行し、現在に至っています。
前号(64号・19号、2018年10月)の発行から2年あまりが過ぎてしまいました。こんどの『会報』65号・20号の発行がたいへん遅くなったことを
お詫びします。
昨年(2019年)10月に『会報』65号・20号の編集は最終段階にはいっており、『会報』の発送を担当していたSHさんに、会員のひとりが宛先を
印刷した封筒を送っていました。
しかし、いくつかの原稿が完成されなかったため、『会報』65号・20号はできあがらず、郵送できませんでした。したがって、郵送用の封筒は
SHさんが保管していました。
■会員でない者が、会の封筒を流用して偽りの「追悼集会」の「ご案内」を発送したことについて
今年10月に、SHさんは、『会報』65号・20号郵送用の封筒をつかって、「李基允氏と「相度氏の27回目の追悼集会のご案内」・「紀州鉱山で
亡くなった朝鮮人を追悼する追悼集会のご案内」を『会報』65号・20号の読者に、差出人を「TN」として郵送しました。
その「ご案内」でSHさんは、昨年三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・「相度)の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかに
する会が作成して郵送した「李基允氏と「相度氏の26回目の追悼集会のご案内」と「12回目となる紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する追悼集会」
の案内の数字を26から27に、12から13に変え、構成・文章をそのまま使い、あたかも昨年の追悼集会に続く集会の案内であるかのようにしています。
SHさんは、『会報』送付用の封筒を流用して、読者を誤解させ混乱させる「李基允氏と「相度氏の27回目の追悼集会のご案内」・「紀州鉱山で亡く
なった朝鮮人を追悼する追悼集会のご案内」を『会報』の読者に送付しました。
SHさんが『会報』用の封筒を流用して郵送した「紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する追悼集会のご案内」に書かれている「連絡先」には「пc…
メール……(T)」と書かれていました。
昨年の追悼集会に続く2020年の追悼集会の案内であるかのように作成した偽りの文書の連絡先を「(T)」とすることは、会員でないTNさんが会員で
あるかのように細工し、「李基允氏と「相度氏の27回目の追悼集会」と「12回目となる紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する追悼集会」の主催者が
三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・「相度)の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会であるかのように読者を欺くもの
です。
『会報』編集・印刷・郵送を担当している金靜美(三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・「相度)の追悼碑を建立する会代表、紀州鉱山の
真実を明らかにする会事務局長)は、ことし10月15日に、つぎのようなメールをSHさんに送信していました。
「昨年、『会報』郵送用に、嶋田さんがあて先を印刷してSHさんに送った封筒をキム チョンミ宛に、返却してください。
会をやめた人が、その会の名簿を使うことはできません。
どんな会でも、その会にかかわる名簿をだれでも勝手に使うことは、ふつうの社会常識ではありえません」。
その後SHさんは、封筒を流用し、二つの会主催のこれまでの会を引き継いでいるかのような会の「ご案内」を送りました。
■なぜこのようなことになったのか
SHさんは、三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・「相度)の追悼碑を建立する会、紀州鉱山の真実を明らかにする会、海南島近現代史
研究会の事務局員でも会員でもありません。
佐藤正人は、2019年10月12日に、SHさんに、「海南島近現代史研究会の研究の本質にかかわる悪質な発言、および実質的な剽窃問題について」を
送信しました。
このメールで、佐藤正人は、SHさんが実質的なひょうせつ作業をおこなっていた事実を指摘し、この問題について質問しました。
しかし、SHさんは、いつまでたっても自分が実質的ひょうせつ作業をおこなっていた問題にかんする重要な質問にまともに応えるように誠実に努力する
ことができずに、4か月あまり後の2020年2月18日に「脱会の通知」を送信し、続いて2月29日に、自分のひょうせつ行為を「引用や模倣」に置き換えて
弁明をはじめました。
SHさんが「脱会」した理由のひとつは、SHさんのひょうせつ行為です。
SHさんは、2020年2月18日の「脱会の通知」以後、約半年間、会と会員にかんする悪辣な暴言・虚言をくりかえしました。
SHさんは、虚言・暴言を取消し、会と会員に謝罪することなく、2020年8月9日に、「会に戻ることにします」と言い、その後、『会報』送付用の封筒を
流用して偽りの「追悼集会」を11月7日に開催するという「ご案内」を、会員でないTNさんらとともに発送しました。
以上のことについて、詳細に事実を報告する冊子の準備をはじめています。
三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・「相度)の追悼碑を建立する会
紀州鉱山の真実を明らかにする会
2020年11月1日