LE BOURGUIGNON(西麻布)
ル・ブルギニオン

このレストランは、もとアンフォール(表参道)の菊池シェフが
独立して開いた店です。
店は小規模で20人もはいれば満員といったところです。
2日前に予約したうえでお伺いしました。
西麻布の少しはずれのほうにあるこの店の前には
テラスがあり、そこを蛇行したアプローチを経て
玄関へとたどり着きます。
そのアプローチを歩いていると店の人が気付いて
ドアを開けてくれました。

入り口で手荷物をあずかってもらい席に着くと
普通は飲み物のリストからのところが多いですが
ここではすぐにまずメニューを持って来ました。

前菜、メインともに数種類のなかから選べるようになっており
どれを選んでも値段がかわらないのは好感を持ちました。
一見安いコースに見せておいて、あれこれと追加料金を
とるところも多いですから。。
選べるメニューについてはひとつひとつ丁寧に説明は
してくれるのですが、ながーい名前ですし、
できれば手書きの「今日のメニュー」みたいなものを
作っておいて頂いた方がいいかもしれません。

この日は5500円と、夜のメニューでは一番安い
ものを頼みました。(サービス料は別)
この値段で魚・肉両方のメインがついてくるのですから
西麻布という立地も考えると、かなりリーズナブルと
いえるかもしれません。
ただ、座席の配置にはもう少しゆとりがほしいと思いました。

さて、料理の注文が終わると女性のソムリエの方が
ワインのリストを持って来ました。
リストはブルゴーニュのものが充実しており
私もブルゴーニュは好きですのでそのなかから
7000円程度のものを選んでもらうことにしました。
10000円までのワインで十分な選択肢があるのはいいと思います。
ただ選んでくれたワインはちょっと私の好みには合いませんでした。
もっとはっきりと好みのタイプを伝えるべきだったと
反省しました。

前菜は私はウニを使ったサラダを頼みました。
ウニはワインには合わないと思うのですが、
個人的に好きなのと、あとアンフォール時代に食べた
人参のムース、ウニ添えを思い出したこともあります。
他には仔羊をつかった前菜もありました。
そうそう、ちょっと話がそれますがカキとシャブリも
あまり合わないですよね。言われてるほどは。。。

メインのうち肉料理は仔羊を揚げたものでしたが
へんな臭みもなくとてもおいしかったです。
魚料理の火の通し方も問題なく、良かったと思います。
また豚をつかった料理がいくつかあって
こちらも美味しそうでした。

デザートは「イチゴとパイナップルのスープ仕立て」を
注文しました。
さわやかでさっぱりとした味でした。
ただデザートはメニューによってはあたりはずれも
あるようです。

サービスは楽しむほどには洗練されてはいませんが、
誠実さを感じるもので、今後の成長が期待できそうな
雰囲気でした。
それは料理にも同じことがいえます。
誠実さは伝わって来ますが、まだどういうレストランにするか
しぼりきれていないところがあり、
これから菊池シェフがこのお店をどう伸ばしていくのかが
楽しみでもありました。

帰るころには、ほぼ満席になっており、
おそらくは忙しかったにもかかわらず、
サービスの店員はもちろん、菊池シェフみずから
見送って頂いて、たいへん良い気分で店を出ることができました。
もう少し時間をあけて再び訪れてみたいです。