生意気にも人生論とかを





この前帰省した時、いただきストリート2を「ソフィーの洞窟」でプレイしていると、母に、 「なんかこの曲『ヒロシです・・・』の曲に似てるね」 とか言われました。 一度そう言われると、そういう風にしか聞こえなくなってしまったとです。 性格判断師です・・・。 で、本題に入ります。 私こと性格判断師は、いただきストリート(以下いたスト)が結構好きです。 そこそこ運を要求されつつも、中盤の資金、株運用や各種ルート判断には実力と経験が物をいい、 テクニック次第では最後に逆転も可能なところなんかが好きです。 それに、回数を重ねてプレイしても、全く同じ展開になることは絶対にありません。 当然、AI相手にボロ負けすることも多々。 私の総合勝率は3割弱といったところです。 AI相手でも4割強でしょうか。 この3,4割というのは1位になった割合です。 中にはこの結果をヘタレと思う人もいるかもしれません。 ですが4位(ビリ)になることは滅多にありません。 思うに、いたストというゲームは、 「1位になることを目指すのではなく、4位にならないことを目指す」 ゲームだと思います。 いたストにおいて、1位になるには絶対に運が必要です。 ですが4位にならないためにはテクニック次第でどうにもなります。 もちろんゲーム序盤のサイコロ運が悪く、途中経過で4位ということは多いです。 そこから逆転して1位になることは、まず無理です。 ですが、 「今は4位だけど、誰かが1位でゴールインするまでには、なんとか3位までにはなる」 というのは十分可能です。 4位の自分が儲けるだけでなく、3位の人が1位や2位の人に振り込むことで、結果自分が3位になれるわけです。 これと同じ理屈で 「今は3位だけど、誰かが1位でゴールインするまでには、なんとか2位になる」 というのも可能です。 3位の自分が儲けるだけでなく、2位の人が1位の人に振り込むことで、結果自分が2位になれるわけです。 では 「今は2位だけど、最終的には1位になる」 というのはどうかというと、かなり難しいです。 1位の人は概して、ゲーム終盤は自分なりの安全ルートを作り上げており 振込みによる被害が少ない場合が多いからです。 分岐点が無いマップでは1位の人の振込みも期待できますが、 当然自分も同じ条件なので、逆に自分が2位から3位になることも考えられるので厳しいです。 運がついてない時にどれだけ頑張れるか、苦しい時にどれだけふんばれるか、 他の人にしぶとく喰らいついて、へばりつくことができるか。 私はこの「4位にならない」「今は3位だけど2位にはなる」 というプレイスタイルを「底力をつける」と表現しています。 いたストのトーナメントモード(3位以下は脱落、1位と2位が先に進める)では、この底力が物をいいます。 そして「底力」は概して、失敗したとき、判断ミスしたとき、 そして惨敗時に自分の行動を省みることで特に鍛えられます。 なぜ負けたのか、どこで判断ミスがあったか、等々、これらが自分のこれからの肥やしになるのです。 で、自分自身で書いておいて耳が痛いのですが、 いたストにおいて、コンピュータ相手に勝つまでやるというのは、あまり良くありません。 特に「負けそうになったらリセット」というのは、はっきり言ってなんの糧にもなりません。 ここまでくるともはや自慰です、オナニーです。 最低限、ドンジリな状況でも自分の最期を見届けることが大切です。 そのような極限状態での立ち回りを経験して、あわよくばギリギリ3位になることができれば そのとき「底力」はつくのですから。 そして最後に結果を受け止める、それが悪い結果だとしても。 そしてそれを運のせいにしない、自分の腕だと認める。 これが私のいたストのスタンスです。 でもこれって、何かに共通しますよね。 そう、トルネコやシレンに代表される「不思議のダンジョン」。 クリアするにはそこそこ運を要求される。 しかし最終的にはテクニックと経験が物を言う。 回数を重ねてプレイしても、全く同じ展開になることは絶対に無い。 運がついてない時にどれだけ頑張れるか、苦しい時にどれだけふんばれるかが重要、その時には底力が物をいう。 底力は概して、失敗したとき、判断ミスしたとき、そして惨敗時に自分の行動を省みることで特に鍛えられる。 「負けそうになったらリセット」というのは、はっきり言ってなんの糧にもならない。 最低限、ドンジリな状況でも自分の最期を見届けることが大切、最後までプレイする、その時こそ底力が身につく。 クリアできなくても、運のせいにせず、その結果を自分の実力だと受け止めることが大事。 これでもか、ってぐらい共通項があります。 そして、不思議のダンジョンは、いたスト以上に極限力が要求されることが多いです。 具体例を挙げると、開始早々罠でパンもしくはおにぎりが腐った時に、 リセットせずにそのまま続行することが大事なんです。 そして、状況判断には失敗した経験が物を言います。 特に「トドメの一撃はスカると思え」「一歩前には罠があると思え」なんてのは代表格です。 そして、持ちきれなくなったアイテムの選別は、 窮地に立たされた場合のことを考えて取捨選択をするなんてのも重要です。 と、ここまでいろいろ言っといてなんですが、 これってゲームの中だけでなく、人生にも当てはまると思うんです。 苦しいときこそがんばらなければならない。 成功よりも失敗からのほうが学ぶ事の方が多い。 結果を真摯に受け止める。 各々の業界の頂点に立つにはそれなりの運も必要だが、 蔑んだ人生を送らないようにする程度なら、自分の努力次第でなんとかなる。 もちろん私自身、常にこんなカッコイイ生き方をしてるわけではありません。 それどころかゲームで上手く行かない時に途中でリセットする事が多いオナニー猿です。 ですが、たかがゲームとあなどらず、直接ではなくても苦しい経験を活かす事ができれば 現実の人生において、何かプラスになると思います。 失敗をバネに、挫折を糧に、結果を受け止める。 サイト運営も、私自身の人生もこうありたいです。 それでいてそこそこ人生を楽しむ事ができれば、それが幸せ。 余談 とりあえず失敗を次に活かすというのは大切です。 私は玄関のチャイムがなった時に、すぐに扉をを開けずに「どなたですか?」と訊ねるようにしてるんです。 で、この駄文書いている時に玄関のチャイムがなったんです。 私は「どなたですか?」と聞きました。 すると、すげー音量で 「あ、○○さん、代引きの荷物です、とらのあなから」 声でけぇよ・・・orz うちのアパート、玄関先の声は余裕で隣にも筒抜けなんすよ。 さっさと扉開けりゃ良かった(泣 そしてさらに届いたブツの内容が期待はずれ。 なんで白い方にチ○コついてるんですか? ぶっちゃけありえない。 でも失敗をバネにさらに良い同人誌を探s(以下略)
駄文のトップへもどる メニューへもどる