腰痛





2月上旬から先週末にかけて、すさまじい腰痛でダウンしてました。 もともと20代の頃から悩まされ続けていて、今の仕事を始めてからは だいたい半年毎に立つのさえも辛くなるほどの激痛に見舞われるようになってます。 で、発症してから一、二日目の苦しさは尋常じゃないです。 まさに地獄。 起き上がろうとして少し腰をひねっただけで、もうアウト。 トイレに行くのにも片道20分(冗談抜きで起き上がるのに15,6分必要)かかってました。 約1週間は外に出歩くのも困難。 その後の1週間も重いものを持ったり中腰になるのはNG。 で計2週間でやっとまともに生活できるようになるといった感じでした。 で、その腰痛に苦しめられている寝たきりの状態で携帯のメモ帳に 日記のようなわけわからない文章を書いていたので、載せてみます。 かなり電波ですが。
1月30日(金) 兆候あり 1月31日(土) 発症 つかまり歩き状態 寝返りも辛いほとんど寝たきり何もできない。 本気でこれからの事を考えろ。 腰痛の時こそ、周りの人のありがたみを思い知れ。 仕事をこのまま続けるか、真剣に考えろ。 地獄の苦しみ 2月1日(日) 仕事休ませてもらう。 かろうじて寝返りできる状態、辛い。 午後ノーシン飲む、あまり効かない。 腰がねじれるような痛みが相変わらず。 夜風呂入ったのが逆効果で痛みがぶり返す。 起き上がる時、右に寝返りして起き上がれずに挫折、 左に寝返りうってひじで起き上がる時に激痛。 なんとかしゃがんだ体勢になってそこから起立。 そのあとつかまり歩き。 2月2日(月) 痛みが固定された感じ。 痛くて行動がキャンセルされることがなくなった。 寝てても動かなければ痛みはほとんど無し。 午後、たまに腰右側がジワジワしてくるがかなりマシに。 ただ寝返りした時に痛む場合も多いし、歩くときはつかまり歩き状態。 夜寝る前トイレ行った後かなり痛む、ノーシン飲む。 ほぼ痛みとれたと思ってたらクシャミ時に激痛。 2月3日(火) 痛みキャンセルは無くなったが、まだつかまり歩き。 便少し出るも本体は出てないっぽい。 微妙にぶり返す。 精神的にやばい 寝る前の期待が、起きた後裏切られるのがかなり辛い。 本当に良くなるのか?と。 しかし、朝起きた直後の排便による気張りでここまで痛みがぶり返すとは。 どうしろというのか。 月曜の朝は鋭い痛みだけになったのに、 火曜の時点でジンジンした痛みがぶり返した、かなり鬱だ。 昼一回排便、そこそこすっきりするが、腰はますます悪化。 昼過ぎやっと痛み治まる、でもトイレで気張るとまた痛み出しそうで怖い。 夜七時頃トイレ(小)に行ったとき、つかまり歩きならほとんど痛み無くなる。 油断はできないが。 2月4日(水) かなり回復。 ご飯も下で食べ、歯磨きもする。 それでも外出はまだ無理っぽい。 昼も下で食事をする、部屋の片付けもする。 腰の調子がだいぶ良い、便通にやや不安。 夕ご飯前、ゆっくりならつかまり歩きでなくても歩けるようになる。 それでも万全にはほど遠い。 2月5日(木) かなり回復したのだが、昨日の夜とほとんど変わらないのが不安。 肛門が痛い。 夕ご飯前の時点でかなり回復。 明日の朝どうなるかが不安。 2月6日(金) 朝はやや痛い。 家でゆっくりする分には支障がないほど回復。
この後、微妙に腰痛が残りながらも仕事に復帰して、 一週間ほどしてようやく完全復帰となったわけです。 なんというか、極限状態(?)の人間の文章というのは痛い。 自分で読んでて痛い。 で、自分で読み返してて思ったんですが、この手の療養中って、 最初のうちは肉体的苦痛との戦いなんですが、 その後は「なかなか症状がよくならないこと」への精神的な戦い、 なんですよね。 夜、苦しみながらも(朝起きたら症状が良くなっていることに期待して)なんとか寝て、 朝起きた時にほとんど症状が変わらなかった時の絶望感というか鬱状態というか。 このまま寝たきりになるんじゃないかという不安とか。 とにかく最初の四日間は、髭もそらず、歯磨きもせず、 食事もロクにせず、そのせいでお通じもほとんど無く、その後の便秘に苦しみ、 本当に回復するのか精神的にもまいってきて、と 散々な生活を送っていました。 そして本当に身に染みたのが、家族及び周りの人たちの存在。 普段は「自分一人で生きてるぜ」なんていきがっていますが、 体調を崩した時にはその存在が本当にありがたい。 仕事も一週間まるまる穴を開けてしまいましたし。 人間一人では何もできないことを痛感しました。 皆様も、体調にはお気をつけて。 できれば、自分が体調を崩したときのシミュレーションを頭の中で行い、 その時に周囲の人間がどのようにありがたく感じるだろうかということを 前もって理解しておくことお勧めします。 2009年2月16日 記

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