牛の行方




狂牛病、このごろいろんなところで騒がれてますね。 身近なところでも結構影響が出てます。 私自身、やはり意識して牛肉を避けるようになりました。 とりあえずここ2ヶ月ほど、牛丼屋には行ってませんし、 ハンバーガーでもフィッシュバーガーを食べたりとか、そんな感じで。 ただ、基本的な食生活はあんまり変わってないですけど。 もともと、牛肉は高いので安い豚肉や鶏肉で如何に料理をするか、って人間だったので。 今回のことで吉野家などの大手の牛丼系(?)外食産業は億単位の減収だとか。 でもやはり可哀想なのは、大手よりも末端の畜産業者や精肉店ですね。 この前のニュースで、ある市場で普段十万円前後で取引される仔牛が 狂牛病騒動の影響で千円で落札されたとか、これはさすがに痛いです。 単純に考えて、自分の給料が百分の一になったようなものです。 もし自分の親がそうなったらと思うとかなり怖いですね。 個人経営の精肉店なんかもほとんど売上無しだそうですし。 一昔前の雪印の牛乳の時もそうだったんですが、全体で何億円の損害とか言われてもあまり気にならないけど ほとんど何も知らないで一生懸命働いてきた末端の人達の現状を見ると心が痛みます。 テレビとかでも、厚生省とかのお偉い方は記者会見の時でもそれほど「切実」ではないんですよね。 それに比べて実際に牛肉生産に携わっている人たちはほんと「切実」です。 生きるか死ぬか、食うや食わざるやって感じです。 わけわからん公団に税金使うぐらいだったら、この人たちの生活の保障とかに使ってほしいです。 とりあえず形式的には「安全宣言」が一応出されたようですけど、 社会全体の「牛肉離れ」はしばらく続くでしょうかね、やはり。 そうなると政治家とかが「牛肉は安全です」とかのアピールとかするんでしょうか。 ちょっと前に、S玉県でハムが食中毒の原因とか騒がれてそれが間違いだとわかった時に、 S玉県庁は責任をとって庁内の食堂ではハムづくし、送る御中元はハムセットを義務付ける、 なんてことをしたらしいです。 私の親戚にもS玉県庁に勤めている方がいまして、 普段は御中元でソーメンを送ってくるのが、その年はハムが送られて来たりしたんです。 そうなると今回はアピールのために、国会議事堂の食堂では牛肉づくし、 親戚筋への御歳暮は牛肉を義務付ける、なんてことしたりして。 それだとなんか微妙にうらやましかったりしますが(笑) でもこの時期牛肉送られたらやっぱり少し嫌ですけどね。 安全宣言が出された今、とりあえず建前上牛肉は安全ということですが、 それを信じるか信じないかは、結局個人の裁量であり自由です。 去年私は学生の分際で御歳暮ということで実家に牛肉送ったんですが・・・今年はどうなることやら。 さらなる狂牛病の被害がでない限り、しばらくしたらほとんど気にしなくなるかもしれませんが。 ただ一つ確実に言えること、どんなに牛肉を口にいれようとしなくても、 今の世の中、少なからず牛肉を口にしていると思いますが。
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