からし




以前読んだ戦争物の小説の中に「マスタードガス」なんてものが出てきたことがありました。 「マスタードガス」とは第一次世界大戦でドイツが使用した毒ガスで、 皮膚や喉の爛れを引き起こし、毒ガスの類の中ではどちらかというと致死率は低いですが、 もちろん最悪の場合死に至る事もある化学兵器です。 詳しい説明を知りたい方は適当に検索でもかけてみて下さい。 で、私はこの「マスタードガス」のことを知らなかったので、 この恐ろしい化学兵器のことを本を読んでいる最中は、 家庭用のからし(黄色くてパンとかに塗るやつ)を水に溶かした物を そのまま敵兵士にビュバババババとぶちまける武器 だと思っていました。 でもこれはこれで強烈な兵器として立派に通用すると思います(笑) 少なくとも辛くて目は開けてられなくなりそうですし、 切り傷にこのガスが付着したらかなりキツイかも。 そして、もし『世界マスタードガス選手権』なんてものが存在したら インドがブッチぎりで優勝(次点はメキシコとかスペイン)でしょう、なんとなく。 アフガニスタンでも米軍が使ってたりして。 キャッチフレーズ「ビン○ディンもビックリの激辛兵器」とかで、 そして新聞のトップ見出しには「タ○バンからしまみれ」なんて感じで、 ・・・無いですね、絶対。
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