自然破壊
今日、自然破壊、そして環境汚染は、地球規模の問題となっています。 土壌汚染、水質汚濁、地球温暖化、二酸化炭素の増加とそれによる海面の上昇。 これらはもはや我々にとって無視できない物となっています。 そしてもう一つ忘れてはならないものがあります。 森林伐採です。 紙をつくるためにパルプ等を必要とするために、今現在、地球上からどんどん緑が失われつつあります。 もちろんすぐに森林伐採を止める事はできないでしょう。 様々な本、広告、出版物は、紙を使うことで賄われています。 今、紙の流通が完全に止まってしまったら世界は大混乱になってしまうからです。 しかしそういった現状の中でも、少しでも森林破壊を広げまいとするために、 再生紙の利用、そのための牛乳パック回収、ダイレクトメールの軽減など、 人々は様々な方法で工夫をしています。 ですが残念な事に、これらの努力をいくらしたところで、 他の場所で他の人間が紙の無駄遣いをしていたら全く意味がありません。 そう、我々は、自然破壊を、そして森林伐採を少しでも止める為に、 紙を無駄に使ってはならないのです。 本は全て文庫サイズに統一すべきです。 それができないのなら、せめてB5以下のサイズに本の大きさを抑えるべきです。 当然ですが『ハードカバー』とか『豪華版』なんて本は論外です。 それらの本は出版停止にすべきです。 これらの『ハードカバー』や『豪華版』などには、大抵ダンボールの如く分厚い表紙がついています。 その表紙に使われている上質の紙の消費が減れば、その分だけ森林破壊は抑えられます。 もちろん、それらの大型の本が全て文庫サイズになれば、本の値段の下がります。 消費者にとっても経済的に有効なのです。 森林伐採は減る、消費者は本の値段が下がって喜ぶ、全て丸く収まります。 ぶっちゃけた話、 大学で『授業に使うから』といって、 その教授の書いた一冊5000円位の表紙が無意味に分厚い本を、 半強制的に買わされるのはもう嫌なんです。 そんなのせいぜい授業中に枕にするのが関の山なんです。 文庫サイズとはいいません。 せめて普通サイズの本にしてください。 本の値段が下がると、自分の所に入ってくる印税が少なくなるってのは解ってます。 ですがね、あんたがたがやっている行為は、自然破壊を助長してるんですよ。 自分の利益のためだけに 地球を食い物にするのがそんなに楽しいんですか?
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