どびんちゃびん
※今回の駄文はかなり電波入ってるので、そこらへんを承知で読んでください。 言葉ってのは不思議なもので、言いやすいもの、発音しやすいものが多いです。 いや、多いというよりは、発音しやすい言葉が必然的に残ったという方が正しいでしょうか。 そして発音しにくい言葉は、必然的に消えていく運命だったりします。 例えば・・・ていうか、全然例えにも何にもなってないんですが、 この文字を発音しようとしてみてください。 『つっむす』 あらかじめ言っておくと、こんな単語存在しません。 私が作った(?)造語です。 ですが、この言葉を実際に声に出そうとすると、 なんとなく胸というか喉のあたりに微妙につっかかって発音しにくくありませんか? この「微妙につっかかる」とか「発音しにくい」というのは結構重要で、 人間はこの手の単語を無意識に避けるものなんです。 強いて言えば「語呂が悪い」って表現があてはまります。 そして、特に「人の名前」には発音しにくい語呂はまず使われません。 できるだけすっきりと発音できる名前を親が付けてくれるからです。 また、これらの事は実際に科学的にも研究とかされてるっぽいです。 人間の声を出すシステムとか、人間の「無意識的に語呂が良い言葉を選ぶ」といった分野として。 当然言葉ごとにこれらの感覚はちがうので、結構大変だとは思いますが。 なんせ、国ごとの言語で発音や語呂なんてものは全く変わります。 日本語で通じる「語呂が良いなどといった感覚」は、必ずしも英語には通用しませんから。 逆に「語呂が悪い言葉を避ける」「発音しにくい言葉を避ける」という点は、 どの言語にも少なからず共通するものもあるようです。 で、以上の点(かなりわかりにくい表現が多くてすいませんでした)をふまえて本題に入ります。 私が思うに、 日本で最初に『ハゲチャビン』という言葉を発音した人は天才だと思います。 少なくとも『語呂』とか『発音』の分野に関しては。 ここまで発音しやすい、しかもすっきりとした語呂を持つ単語はそうそうありません。 しかもそれだけではなく、何の不自由も無く「ハゲ」という言葉の持つ 意味というかニュアンスを確固たるものにしています。 「ハゲ」と「チャビン」というまったく別の組み合わせがここまで完璧に融合しているのは脅威です。 最高の相性というべきでしょうか? 言葉同士が赤い糸で結ばれているという感じがします。 人間の本能的な部分を、完全に捉えています。 他にもこんな言葉があるかと思い探してみましたが、私は発見する事ができませんでした。 ということで、私は「ハゲチャビン」という言葉がなんとなく好きです。 理屈抜きに、本能的に好きです。 外国人に紹介したい日本語を一つ挙げよと言われたら、間違いなく「ハゲチャビン」と答えるでしょう。 例え他人に、変人と思われようとも。 最後に一つ、 今回の駄文は意味がわからないって人は、ごくごく平常だと思います。 私が変なだけです。
昔の駄文・1のメニューへもどる 駄文のメニューへもどる 総合メニューへもどる