外国語表記




先日図書館で「8ヶ国語辞典」なるものを見つけて借りてきました。 その中には、結構「なるほどね」と思うようなことが書かれてて結構お気に入りなんですが、 なんか中国語表記というのは、日本人の一般的な感覚(あえて私の感覚を一般的とすれば)では なかなか突込みどころが満載なんですよね。 例えば 日本語でソフトウェアは、中国語では軟件 日本語でハードウェアは、中国語では硬件 だったりします。 まんまですよね。 あと、日本語で意味するところのCD(compact disk)は 中国語では『激光唱片』と表記するらしいです。 なんか「アンデッド系に2倍ダメージ」とかそんな雰囲気がありませんか? で、外国人の人名なんかも微妙で、熱量(J)の単位にもなっているジュールを 中国語表記すると「焦耳」なんだそうです。 なんかこの表記だと、ジュールさんって愛撫が長そうですよね。 つーか雰囲気的には↓こんな感じですか。 「ア・・・アぁン、ジュール、もう・・・お願いよ、焦らさないで早くイかせてよぉ。」 「フフ、まだまだだよ、君の身体がトロトロに溶けてしまうまでこの愛撫は止まらないよ。」 「そんなぁ・・・ダメぇ、もうこれ以上、耳をいじらないで・・・おかしくなりそうよ・・・。」 「くっくっく、ほら、君の耳をチロチロと焦らせば焦らすほど、君の身体に 快楽のエネルギーが溜まっていくじゃないか、ふむ・・・これをジュールの法則と名付けよう。」 わけわからなくなってきたのでこの辺で幕。 おまけ 個人的になるほどと思ったものをチクチクと挙げてみますた。 フランス語で嗅覚はodorat(オドラ)。 歯磨きのCMの「デオドラント効果」は「消臭効果」。 温度差をグラフィカルに表示する機械に「サーモグラフィ」というものがあるが、 英語で温度計は「thermometer(サーモメーター)」。 これをドイツ語読みすると「テルモメータ」。 体温計とか作ってる会社のテルモという社名はここからきてるらしい。 パンのクロワッサンはフランス語の「croissance(意味は、成長とか増大)」から来ている。 クロワッサン「croissant」は三日月(英語ではクレセント)を意味していて、 「三日月がだんだん大きくなる(満月になっていく)」というニュアンスから、その名がついた。 音楽用語のクレッシェンド(だんだん大きく)も語源は同じ。 ドイツ語で、火事は「brand」。 これは日本語で使われる「ブランド品」という言葉と語源は一緒で、 昔、自分の所有している家畜などに焼印などを押していたことの名残。 燃えるを意味する「burn(バーン)」→焼く→焼印、って感じのつながりがある。 ブランド品であることを示すマークは、一種の焼印であるというニュアンス。
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