FFT・アルカナ考察



タロットカードにそれぞれ登場人物を当てはめてみました。
当然これらの解釈は管理人の独断と偏見(←しつこい)であり、
タロットの解釈は参考文献によってかなり違った物になるので
かなりいいかげんです、それらを承知の上で閲覧ください。



T・魔術師(THE MAGICIAN) 正位置:手腕、外交、手際、巧妙、病、苦痛、損失、災害、敵の罠、自信、意志 逆位置:医者、賢者、精神病、不名誉、不安 該当人物:バルマウフラ=ラナンドゥ 考察 魔道士だから魔術師ってまんまじゃねーかとか言われそうですが、 正位置の「外交」「手際」「敵の罠」、逆位置の「不安」なんかはあってるかと。 あと、才能や知識といった意味もあるのであえてバルマウフラを。 他にも、逆位置で「告白する勇気が出ない」なんて解釈もあってディリータとの関係がゴニョゴニョ(笑)
U・女教皇(THE HIGH PRIESTESS) 正位置:秘密、神秘、厳しさ、謎、粘り強さ、明らかにされない未来 逆位置:自惚れ、我儘、表面的な知識、独断行動、プライドが高い、ヒステリック 該当人物:メリアドール=ティンジェル 考察 タロットそのままのイメージでも教会、宗教関係の女性というイメージがありますから。 ・・・それにしても逆位置の「表面的な知識」「独断行動」「プライドが高い」とかって はっきりいってピッタリはまりすぎ、正位置の「粘り強さ」なんかも。 ゲーム中でも人の意見聞かない、周りなんて見えてない、な人ですから。
V・女帝(EMPRESS) 正位置:実り、多産、行動、平和、月日の長さ、未知なる物、秘密、困難、疑い、無知 逆位置:光、真実、問題の解決、公の歓楽、優柔不断、成り行き任せ、考えが甘い 該当人物:オヴェリア=アトカーシャ 考察 最初は女帝ならアグ姐さんかなと思ったけど、正位置の「無知」、 逆位置の「優柔不断」「成り行き任せ」とかがオヴェリアっぽかったので。 まあゲーム中でも何も知らず流れの中でもがいてるうちにディリータに釣られて 結局ディリータにおんぶにだっこで最後にはサックリですから(ヲイ)
W・皇帝(THE EMPEROR) 正位置:堅固さ、力、防御、実現、偉大な人物、統率、同盟、理性、信念、権威と意志 逆位置:慈悲、共感、信用、困惑、頑固、障害、未熟 該当人物:シドルファス=オルランドゥ 考察 正位置の「偉大な人物」「権威と意志」「信念」はピッタリでしょう。 基本的に「皇帝」のタロットは『ある程度熟年の安定した男』というイメージがあるそうなので。 いわゆる古き強き父親の象徴なんです。 逆位置の「頑固」なんかもそういうイメージが。 恐らくオルランドゥは納豆にネギが入ってなかったら、ちゃぶ台をひっくり返して オーランを困らせるタイプなのでしょう(爆)
X・教皇(THE HIEROPHANT) 正位置:援助、宗教、道徳、結婚、同盟、拘束、恵み、有徳、直観、頼りとする人物 逆位置:過剰な親切、弱さ、偏り、おせっかい、過保護 該当人物:ベイオウーフ=カドモス 考察 意味的には「援助」「宗教」「同盟」なんかが当てはまるような。 それ以外にも正位置に「教会・寺院・神社」なんて意味もあるので テンプルナイトとしてはシックリくるでしょうか。 あと逆位置の極端な解釈に「親から結婚を反対される」なんてのがありまして。 そりゃ親御さんも息子が結婚相手にドラゴン連れてきた日にゃ反対もするわな(笑)
Y・恋人(THE LOVERS) 正位置:魅力、愛、試練、調和、若さ、情熱 逆位置:失敗、不一致、不安定、(愛や若さに関する)罠 該当人物:ムスタディオ=ブナンザ 考察 誰を当てはめるか結構迷ったんですが、愛、若さ、情熱などのキーワードに 比較的似合うのがムスタディオだったわけで。 「失敗」とか「罠」なんてのもゲーム中でムスタディオ絡みのものが多い気が。 アグ姐とは意見の「不一致」等もありますし。 基本的に享楽的なイメージなんですよね、個人的には。
Z・戦車(THE CHARIOT) 正位置:援軍、戦争、意志、勝利、無礼、野心、復讐、トラブル 逆位置:暴力、争い、論争、訴訟、敗北 該当人物:アルガス=サダルファス 考察 最も強い意味の「勝利」とは少しイメージが違いますが、それ以外はまんまですね。 「無礼」「野心」「暴力」「敗北」全てが当てはまる気がします。 他にも、「利用される」「力づくで解決する」なんて解釈もあったり。 あと「独立できない」という解釈もあります。 とにかくその手の解釈が逆位置にやたらと多いアルカナなんですよ、戦車って。
[・力(STRENGTH) 正位置:力、エネルギー、行動、勇気、寛大、成功と名誉 逆位置:独裁、力の乱用、弱さ、不一致、不名誉、損失、被害 該当人物:ガフ=ガフガリオン 考察 基本的に「力」のアルカナの解釈には『女性的な強さ』ってものがありまして。 別にガフガリオンが女っぽいなんてわけでなくて。 何か理由のある強さなんですよね、ガフガリオンって。 人生、酸いも甘いも噛みしめたオトナの強さって言えばいいのかな。 少なくともアルガスの持つ強さとは違うと思います、アルガス強くねえけど。 ゲーム中ではラムザとの意見の「不一致」の末に「力の乱用」に走り、そのまま「損失」に。 そんな感じですか。 何でこんなに長い説明してるのかって? 俺はガフガリオンがお気に入りのキャラなんです、そんだけです。
\・隠者(THE HERMIT) 正位置:思慮、慎重、孤高、無口、冷静、探求 逆位置:隠蔽、欺き、偽り、警戒、退廃 該当人物:クラウド=ストライフ 考察 FF7からの登場のクラウドです。 正位置の「孤高」「無口」「冷静」なんてのはピッタリです。 逆位置の「偽り」とかも合ってると思います、「過去の秘密がばれる」なんて解釈もありますから。 偽ソルジャーですからね、彼は(実際はザックスに憧れてた一兵卒ですので)。 あと、これだッ!!って思った逆位置の解釈に「大事な人を失う」というものが・・・。 エアリスーーーーーーッ!!
]・運命の輪(WHEEL OF FORTUNE) 正位置:運命、幸運、転換、成功、変化、向上、至福 逆位置:増大、豊富、過分、悪化 該当人物:ティータ=ハイラル 考察 これもどのキャラを当てはめるか迷いましたが、結局ティータに。 アルカナの意味は「転換」「変化」が最も強そうなので。 ガイドブックの言葉を借りるなら、「彼女の死が全ての始まり」ですから。
]T・正義(JUSTICE) 正位置:正しさ、高潔、平等、正当な判決、秩序 逆位置:頑迷固陋、偏見、不正、赤字、独断、不均衡 該当人物:アグリアス=オークス 考察 正義のイメージはやはりこの人でしょうか。 正位置の「高潔」「秩序」はもとより逆位置の「頑迷固陋」「偏見」などもピッタリです。 また「正義」のアルカナの逆位置の解釈には、「恋愛関係はダメダメ」なものが多いです、本当に。 そんな女性を俺色に染めてやろうというのが男のロマンで(以下妄想が炸裂しているので削除)
]U・吊られた男(THE HANGED MAN) 正位置:犠牲、試練、洞察力、直感、予言、忍耐 逆位置:利己主義、無駄、不注意、傲慢 該当人物:イズルード=ティンジェル 考察 これもどのキャラを選ぶか迷ったアルカナです。 基本的意味は「犠牲」なので、他にもミルウーダ、ティータ、などの候補がありましたが ティータは「運命の輪」に据えて、後はどちらが理不尽な犠牲かと考えると、 ミルウーダよりもイズルードに白羽の矢が立ったわけです。 「忍耐」「無駄」「傲慢」などもなんとなく当てはまるかと。 個人的にはジョジョのJ・ガイルの影響があって「卑怯」のイメージが強いんですが 実際には「卑怯」のイメージはほとんど無いようですね。 余談ですがFFTは「犠牲」ありきの物語だと俺は思います。
]V・死神(DEATH) 正位置:終わり、破壊、死すべき運命、堕落、不幸 逆位置:睡眠、無気力、再生、変化、復活、革命、無からの出発 該当人物:ウィーグラフ=フォルズ 考察 この人の場合、死神というイメージよりも「革命者」というイメージでしょうか? 「破壊なくして創造はあり得ない」という言葉が似合うかも。 実際にゲーム中でも、 「ここで我らが滅びようとも我々は我々の子供達の為に石を投じなければならない」 なんて言ってますからね。 ただ皮肉なことに「同じことを繰り返す」という解釈が逆位置にあったりします。 なんかこれでもかってぐらいピッタリ(笑)
]W・節制(TEMPERANCE) 正位置:中庸、管理、倹約、適切、純愛、浄化 逆位置:教会、不調和、利害の対立、災難、消耗 該当人物:レーゼ=デューラー 考察 やっぱりベイオウーフとの「純愛」でしょうか? 種族間を超える愛、ですね。 あと「浄化」も人間に戻るイメージがあるので結構ピッタリかも。 逆位置の「教会」「不調和」「災難」も全く関係ないとはいえないと思います。
]X・悪魔(THE DEVIL) 正位置:破壊、暴力、力、努力、覆せない運命 逆位置:終止符、解放、試練、自由 該当人物:ヴォルマルフ=ティンジェル 考察 なんか「そのまんまじゃねーか」という声が聞こえそうですが。 ですが正位置の意味も逆位置の意味も「すべからく悪い意味」ではないです。 無理矢理言えば、法律に縛られるより自由の方がいい、みたいな。 要するに使い方によって変化する、圧倒的な力とでも表現すべきでしょうか。 該当人物にはヴォルマルフを挙げましたが、真に該当すべきは 「ゾディアックストーン」なのかも。
]Y・塔(THE TOWER) 正位置:悲嘆、困窮、逆境、災難、不名誉、詐欺、別れ、破壊 逆位置:抑圧、投獄、暴政、不信、孤独、敗北 該当人物:ダイスダーグ=ベオルブ 考察 これは特に考えなしのイメージ優先の当てはめです。 別にダイスダーグでなくてもラーグ公でもゴルターナ公でもいいかも。 逆位置の「暴政」が特にそれを物語ってます。 基本的に「塔」はどの文献でもネガティブな解釈ばかりですね。
]Z・星(THE STAR) 正位置:希望、健康、理想、愛、見通し 逆位置:傲慢、不能、疑惑、過度、疲労 該当人物:オーラン=デュライ 考察 占星術士だから「星」ってわけではないです、一応。 オーラン自体は正位置、ただし彼を取り巻く環境は逆位置といったとこでしょうか。 他にも正位置に「国境を越える」、逆位置に「友人に恵まれない」なんて解釈もあったり。
][・月(THE MOON) 正位置:隠れた敵、危険、闇、恐怖、欺き、幻想 逆位置:不安定、沈黙、失敗、小さな欺き 該当人物:ラファ=ガルテナーハ 考察 正位置の「隠れた敵」がなんとなくイメージできるような。 逆位置の「不安定」「小さな欺き」も割としっくりきます。 ラファはどちらかというと「儚げな光」みたいなイメージが個人的にはあるので。 あと正位置に「衝動的な行為」、逆位置に「悪事の発覚」という解釈が。 これらもゲーム中のラファに関係するキーワードかと。
]\・太陽(THE SUN) 正位置:幸福、満足、生命、成功、結婚、冒険 逆位置:離婚、頑固、傲慢、贅沢 該当人物:アルマ=ベオルブ 考察 これはどちらかというと「解釈」よりも「イメージ」重視です。 太陽のアルカナはポジティブな解釈が多いので、明朗快活なアルマをここに据えました。 最初アルマは「運命の輪」にしようかなとも考えたんですけど、 ゲームの登場人物の中で一番「太陽」のイメージが似合うのはアルマということで。 全然関係ないですが、某エロ小説のヒロインの女の子の描写に、 「太陽の光を一杯に含んだ取り込みたての布団のような娘」という表記があったりして。 なんかそれも影響してるかもです(爆)
]]・審判(JUDGEMENT) 正位置:変化、更新、結果、復活、再会、逆転 逆位置:弱さ、無気力、挫折、判決、決別、迷い 該当人物:マラーク=ガルテナーハ 考察 正位置の「変化」「復活」「逆転」は正に彼にふさわしいでしょう。 逆位置の「弱さ」「挫折」「決別」も敵だったころの彼にピッタリかと。 それと逆位置には「過去を引きずる」なんて解釈がありまして、 これもマラークを意味するのに丁度いい気がします。 別名「男塾に最も近い男」(笑)
]]T・世界(THE WORLD) 正位置:成功、報酬、到達、達成、完全、英雄 逆位置:未完、不完全、中断、反省、偽物 該当人物:ディリータ=ハイラル 考察 まさにディリータを現すのにピッタリなアルカナです。 正位置は歴史に伝えられる表向きの姿、逆位置は闇に埋もれた真実の姿。 他にも正位置の解釈には「優勝」「勝利」「最高の結婚生活」といったものが多く、 逆位置の解釈には「遅すぎた成功」「後一歩で失敗」「婚約破棄」「油断大敵」など 完全な物にケチをつけるような解釈が多いです、まさに表裏一体。
0・愚者(THE FOOL) 正位置:愚行、旅、極端、熱狂、暴露、孤高、放浪、自由 逆位置:軽率、不安定、無目的、一発勝負、盲目 該当人物:ラムザ=ベオルブ 考察 ということで敢えて最後に持ってきた「愚者」こと主人公のラムザです。 これもラムザにピッタリですね。 正位置の「愚行」「極端」「暴露」「自由」、 逆位置の「軽卒」「不安定」「一発勝負」、どれも当てはまるかと。 それ以外にも正位置に「一匹狼」「無職」「奇想天外」「風任せ」なんて解釈があります。 そもそもラムザって個人的には「愚者」かと思います。 少なくとも、自分が正しいと思ったら盲目的に行動してますし。 自分の力量などは特に考えずにルカヴィに敢然と立ち向かうなんてところも。 そんなアウトローな存在であるからこそ、仲間に慕われ、 幾多の困難を乗り越えてきたのだと思います。
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