ソロモンの鍵・「換石の術」考察




ソロモンの鍵のゲーム内において、ダーナが使う「換石の術」。 これがいかようなものであるかを考えてみたいと思います。 ゲーム中、足場にするため、またはモンスターの進行を妨げる為、などなど、 石をその場に出す行為によってこのゲームの6,7割が成り立っていると言っても過言ではありません。 では、どのようにして石を出しているのでしょうか? ある一定の空間内に、突然、石を発生(発現?)させる方法を考察していきましょう。 石というのは、基本的に炭素の塊です。 分子の並び方や、結合の仕方が違えど、そこらへんにおちている石もダイヤモンドも同じです。 で、ダーナが魔力によって空気中に漂っている炭素を瞬間的に凝固させ、石を作り出すとします。 が、しかし、これでは「換石の術」ならぬ「造石の術」です。 ちょっと違います。 次に、「換石」という単語に助詞を適当に当てはめてみましょう。 「石に換えている」「石と換えている」「石を換えている」「石で換えている」etc...。 とりあえず「石に換えてみる」で考えてみます。 「石に換える」つまり炭素以外の他の分子を炭素に突然変えてしまう方法です。 神話でメデューサに見られたものは石になってしまう、というものと一緒です。 早い話が某RPGでいうところのブレイク。 ですが、これでは「変石の術」のような気がします。 微妙に違う。 まあ空気中の酸素だの窒素だのをいきなり炭素に変えたり、逆に炭素を大気に戻したりしたら、 やんわりと真空状態が発生してかまいたちが起こるとかそこらへんもありそうですが、 ・・・それはそれで攻撃方法として使えそうですなぁ。 で、ここまでもったいつけてとっておいた「石と換えている」方法にいきたいと思います。 石と換える、つまり任意の空間の大気と石とを瞬間的に変換させる方法です。 ちょっとくだけて言うと、どこかにある石を、任意の空間に瞬間移動させるみたいな感じです。 当然消す時は、石をどこか別の場所に瞬間移動するような感じです。 丁度いい大きさの石が都合よくあるのかという疑問ですが、多分ダーナが普段住んでいるところに倉庫があって、 そこにあの茶色い石を山ほど積んでおく、みたいな下準備をしてあるのではないでしょうか。 もっともその瞬間移動能力も万能ではなく、石だけしか移動できない、 なにか物体がある場所には石を移動させることはできない、とか制限付きなんでしょうけど。 ではなぜ石を宙に浮かせた状態で固定できるのかというと・・・、 そういう固定する能力もダーナの魔法でなんとかなるんでしょうか。 ジョジョ第5部のミスタのデビュー戦(?)で戦ったスタンド使いみたいな能力ですね。 いや、冷静に考えると「空間に固定することができる」ではなく 「固定した状態でしか石を出すことができない」のかもしれません。 でないと「石を敵の頭上に出してそれで敵を潰す」という行動ができるという事になってしまいますし。 こうなるとバベルの塔とかソロモンの鍵2(氷のヤツ)とかですね。 ここらへんを深く考えると、たんなる瞬間移動能力ではないような気がします。 となると、次に考えられるのは「同調」能力でしょうか。 ガンパレのあれです、二つの空間を結びつけるというヤツです。 つまり、石が宙に浮いているのではなく、 「石が倉庫などの場所に安置しているそのままの状態」で別の場所に存在しているわけです。 空間を切り取って、その切り取った空間を別の空間に貼り付ける、とかそんな感じ。 いわば空間のカットアンドペースト。 石自体は、普通に地面に置いてあるのと同じ状態なので、宙に浮いていられる(ように見える)わけですよ。 うん、多分これだ。 決まりだ。 物理的に無理なのも、魔法だからってことでOK。 つーかこれだけのことができるってのは、ダーナ君、大魔法使いぢゃねえか。 ・・・素直に「石作って、空間に浮かせて固定」のほうが楽っぽいけどな。 なんか無茶苦茶な考察になってしまいましたが、今回の文章はシャレだと思ってください。 管理人は、はっきり言って科学的な専門知識はないので、かなりデタラメだらけです。 現実に無理な現象も「魔法だから」ということで勘弁。 日本語的にも電波な部分がありますが、気にしないで下さい。
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