わたしたちの保育施策をつくる会にゅ〜す 第4号

わたしたちの保育施策をつくる会にゅ〜す第4号 ニュース担当:小野 2001.05.28(月)
♪第4回 わたしたちの保育施策をつくる会♪ 

5/19(土)中原市民館にて 約7名ほどの参加者で行われました。

《保育園にのぞむこと》というテーマから・・・。 「おなかま保育室」(待機問題などより市の緊急
援護対策として3才児まで、公立同等の保育料でみてもらえる認可外保育所)にお世話になっている保
護者の方の参加がありました。おなかま保育室での保育の様子や要望などを話題の中心としながら、自
由に質問や意見などを出し合い、黒板に書き加えながら話し合いました。

  当日資料
□「認可によらない保育施設のあり方について」(県・審議会答申概要チラシ)
□「市助成対象外の保育施設、案内から削除へ」(4/22読売新聞抜粋)
□読売記事による市の施策に対しての質問と意見(会員作成)
□問題提議項目提案(会員作成)    など


「おなかま」では

保育の様子
□既存住宅などを転用しているため、設備や園庭などは充実していない
□朝やお散歩にいけない時などにTV・ビデオを見せている時もある
□給食メニューは公立と同じ、アトピー対応などは園によって違う様子  など

保護者
□保護者会などなく、情報が入りにくい 
□交流会など自発的にやるしかないが、なかなか  ・・・       
など

職 員
□川崎保育会からの職員3名+パート6名、延長保育もしているため、パートだけになってしまう時もある様子
□すごく大変そう                           
など
□職員の努力と働きかけで交流会が実現できた(他園では?)

職員の「資質だのみ」のところが大きい

良い点を継続していけるだろうか?

どうやってチェック、判断できるのだろうか?
○保護者の声(集団)が最大のチェック機能なのでは
○保護者(市民)自らも保育内容・質に興味や意見を持っていかないと、職員まかせの体質は変わっていかないのでは
○職員同士で保育観について交流し合うことが重要では
○職員自らが職能向上意欲を高めていける環境が必要

現在、不十分だとしたらなぜなのだろう?

◇研修などの時間が削られ、保障されていない(研修にいっても交流できる時間がない)
◇労働条件の中で、職員会議の時間も制約されている状況(学校などでは職員会議は時間的に保障されているのに)
◇公立園では職員の移動が頻繁で保育が引き継がれにくい(各園現場の声が尊重されていないことも職員の意欲向
上心にとってマイナス)

☆保育内容・質に対するお互いの認識共有化が重要
  例えば、公立であっても当事者同士(職員と保護者)がきちんと話し合い、納得し合えれば
保育ニーズに答えていけるのでは
☆こうしたことは、公・民他すべての保育園に共通している課題なのではと話し合いました。


♪ 日常のささいなやりとりからの話しや、親同士ではじめた「交流ノート」の話しなどなど・・・話題は尽きることが
      なかったのですが、紙面上、要点のみとさせていただきました。お許しを・・・。(スミマセン)
♪ 前回も、保育の内容・質の維持向上についての話しにいきつきました。普段あまり意識していなくても、じっくり
      話していくと、実はすごく大切なことなんだと気付かされます。施策づくりに生かしたいと思っています。    
    (ニュース担当の独り言)


■民間園・無認可に関わる職員や親の参加が少なく、情報も少ないので、実際に、
こちらから学びに出かけたい!
■認可園で一時保育を開始した園がどのように工夫しているかや、無認可での様子
などを見学させていただけないか!
などの提案から、今後いくつかの園に見学を申し入れてみよう。との事となりました。
是非御協力をお願いいたします!
 



 

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