わたしたちの保育施策をつくる会にゅ〜す 第6号

第6号ニュース担当:小野 2001.09.01(土)

♪第6回 わたしたちの保育施策をつくる会♪ 
7/14(土)中原市民館にて5名の参加者で行われました。
(夏祭りなどの園関連行事が入ったりで少ない参加者となってしまいました。)

当日は調布市立保育園の男性保育者の参加がありました。調布市の保育施策を検討しており、
その参考になればと参加されました。両市の比較をするなど有意義な交流ができました。
当日資料
□川崎市子どもの権利条例関連資料
□保育園の子育て支援について(ポケットの役割と合わせて)(会員作成)
□今年度4/1時点の各園待機児数(川崎市作成)
□ちびっこ園の社長と被害者の親の示談の前提となった文書    など

《子育て支援について》というテーマから・・・。
主に保育園に在園している家族に対しての視点から
 

連絡用ポケットの役割について
□最近、署名についてや親同士の連絡に使わないで、と園から言われ困っている問題がある。
□昔は無かった。連絡を取り合っていくために保育現場での工夫から生まれたもの。
□保育者と親、親同士をつなぐ子育て支援の役割を果たす重要なものではないか。
・ポケットの役割や位置づけを狭い利用目的として以上に子育て支援の点でもはっきりしていく
 必要があるのではないか。

延長保育がはじまってから
□職員もシフトが複雑で疑問に感じている。
□親とクラス担任とが合う機会が減り、連絡がとれないことも・・・。職員間でも議論が必要。
□その子・家族の24時間を見通した上での保育プログラムの考え方なども必要ではないか。
・ニーズに対応していくことで、在園児の保育にしわ寄せがいってはいけない、職員と保護者と
  の関係性も重要な点として考えていく必要があるのではないか。

園庭の必要性について
□狭くても周りの環境にもよる。妥協できると思う。
□狭くても、子ども達が「自由に遊べる」園庭は必要。
□狭い広いではなく子どもの目線で見ることが大切。
・泥団子や虫取りなど・・・遊びの展開がある。どう展開させていくか保育理念と実践が必要。

安全対策
□大阪の小学校で起きた事件を受けて、公立園でインターホン設置を実施したが・・・。
 職員が鍵を開けに行かなくてはいけなかったりで、特に延長時間での対応には無理があるように
 思う。
□職員の組合では、以前からオートロックを要求していたが、無視された格好で、事件後急きょこ
 のようになってしまった。
・今後の対策については利用者の意見を集めて改善を求めていく必要があるのではないか。

公立の民営化について
□公立では保育内容に限界があるのでは。
□保育者の労働条件も含めて公立が果たしてきた役割は大きい。無くなったら現在の保育体制を
 維持していけるかの問題がある。
□調布市の公立では、親と職員が一緒に飲むことすら制約があるが、私立だと当たり前のように
 一緒に飲んだりするし、そんな場からつながることもできる。
・今の公私を単純に比較するだけでなく、企業と私立法人とを競争させていこうとする国の動向
 もみていく必要があるのではないか。

♪そのほか、子どもの権利条例なども議論し、タイムアップでした。

次回のわたしたちの保育施策をつくる会
テーマは
《多様な保育ニーズについて》です

9月29日(土)午後6時より中原市民館第一会議室
※保育が必要な方は事前にお知らせ下さい。
日ごろの思いを持ち寄っていけたら…と考えています。
ぜひお気軽に、のぞきに来ませんか?


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