わたしたちの保育施策をつくる会にゅ〜す 第7号

2001.11.01(木)

♪第7回 わたしたちの保育施策をつくる会♪ 
9/29(土)中原市民館にて6名の参加者で行われました。
《多様な保育ニーズについて》というテーマから・・・。

病児保育について
□各区1つが目標、「子ども総合プラン」で3つまで増やす予定となっているが、現在「エンゼル多摩」1つのみ。
□小児科医は経営が大変になってきていることから、こうしたことに関われる状況が医師の側にもあるのでは。
□近くにあると助かる。
□親からすれば、なにより安心できる。
□医師が関わりやすくなるようなサポート制度も必要では。
♪病児保育所を新たにつくるか各園内に設置するのが良いのか?
□法定伝染病などもあるので、できれば別に新設されることが望ましいのでは。
「エンゼル多摩」の現状と経過をきちんと整理して、病児保育所の設置における制度化について検討していこう。

園医について
□検診直後に虫歯が見つかったり・・・。
□園医に対する親の不信感も。
□医師会の保育園医部会会員の先生方のサポート体制。
□保育士と親と園医とがそれぞれおまかせ体質になっている状況があるのでは。
□適切な情報公開のもと、利用者や各園が決定に関われるシステムが必要なのでは。
利用者意志を反映できるシステムが必要なのでは。そして、もっと密接に、それぞれの立場で対等に意見交換し合える関係性をつくり出す事も大切なのでは。

親のニーズ-おけいこごと
□多くの親がおけいこごとに行かせている。(通信教育も含めて)「保育園でもなにかしてほしい」という声に対してはどう考える?
□学力不安やさまざまな情報などから、親もあおられている側面も。
□社会全体の問題へ話しは発展・・・。
□子どもの成長について、どんな形で親に伝わっているか、そして親がどう受けとめているか。
□子どもの育ちを、親・保育士・園長とが対等に話し合う中で、実感できる場が保育園に求められる。
□保育園待機が解消されて真に選択できる環境下であれば、しっかりと議論された上で、それぞれの園で多様な保育を造り上げていくことはあってもよいのでは。
親のニーズに対応するかしないかの二者択一ではなく、そのことに対して、しっかり議論をしていくことでお互いに学び合っていく中で決着していけることが大切では。


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