問題提議項目提案

本資料は1会員から提出されたもので、全体の合意ではありません。
ご注意下さい。



(まえがき)

書かないと、まとまらないので、思いつくままに書いてみました。なので、長いし、順番も何もありません。

雑ぱくですみません。時間を見て、丁寧に書き足していきたいと思います。


行政の考えるサービスと市民の求めるサービス
例えば、駅前保育室であれば、子どもと荷物を預ければ、即職場に行けるが、保育園
は荷物のセットが多い。その負担感の強さは、忙しくなるほど、強くなる。忙しくな
いときは、保育士としゃべったり、他の保護者と話したり、楽しい時間ではあるので
すが。
もともと、それは親のなすべきことなのか、保育士のなすべきことなのか。
(私個人も、まだ、結論は出ていません)

同様に、買い物をして、保育園に来ては行けないと言うのは、なぜか。
子どもを連れて、買い物に行くと時間がかかることを考えれば、時間内の保育であれ
ば、許容してもいいのではないか。お腹の空いた子どもを連れ回して、結局おやつを
与える親を攻めることは出来ないのではないか。

「保育」はサービス業なのか。
子どもの健康的な成長のための当たり前の公的な保障であり、「保育」はサービス業
ではない。
同様に、金を払えば何でもしてもらえるという発想も、逆に怖い。

手作り品をどう見るか
例えば、布団カバー。園によって布団の規格が違うことで、転園の際、作り直しが多
い。
また、リユースの発想がないので、忙しい中、手作りを求められる。
(園によっては、保護者や保育士の働きかけで、リユースしている)
常に新しい物を求めるステレオタイプな子育ての強要があるのではないか。

逆の発想としては、子どもに手作りの良さを伝える一つのきっかけでもある事は、大
切にしたい。(親が作ってくれた物など、子どもは大切にしている)

保育園攻撃をどう反撃するか
保育の内容公開をどこまで、親に対してしているか、理解してもらう努力をしている
のか
例えば、書くのが大変と言うが、保育日誌など親は見たことがない。

住所録一つでも、役員が作っている実態。なぜ、保育園で作らないのか。
住所録は、個人のプライバシーとして、最近公開しなくなってきている。しかし、こ
れだけ、知らないところからダイレクトメールが来ることに対して、疑問を持たず
に、保育園内の住所録をプライバシーとして、公開しないのはなぜなのか。

運動の共同を、具体的にどんな場面で行っているか
各種の署名提出、乳幼児医療費署名、学習会、対市懇談会に保護者を誘っているか。
署名担当になって、久しいが、対国・市への署名提出に1度も声を掛けられたことが
ない。

保護者会から職員を賛助会員にする動き
公立学校のPTAでは、そのような動きはない。
市の監査からの意見と言うが、どこにも具体的な意見が出されていない。
どのような支障があるのか。
また職員参加も、園長以下2名になり、なぜ施設長と職員代表としないのか。

懇談会の内容
年2回の懇談会で、保育の内容が伝わるかどうか。
以前いた民間認可園などは、保育士の異動についても、父母会の便りで出し、園便り
を出して欲しいと言ったら、「そんな親のわがままばかり聞いていられない」とけん
もほろろの対応だった。
現在、公立園に移り、毎月届いている。
しかし、内容的には、まだ不満はある。細かいことは、まだ、掲示が多いので、忘れ
がち。(うちが忘れっぽいのですが。)
園だよりやクラス便りに、保護者の参加があると活性化する。親もよく読む。
 

保護者会を認めない動き
(とくに品川区の動きとか)

民間認可園に多い保護者会が外に出るのを嫌がる傾向
郵便物など管理職が握りつぶしている実態

父母提携は、「保育」を守る視点がなければ、ただの行事組織、へたをすれば「金の
ない保育園のための財政補完」「金銭を生み出すだけの組織」になってしまう。
我が子のためと動く親に対して、バザーなどの取り組みが当たり前の感覚になってい
ないか。
「こどものため」に名を借りた滅私奉公があるのではないか。
本来あるべきは、行政として保障するべき事ではないか。そのことをすべての場面で
語っているのか。
では、バザーのあるべき姿とは、何か。『物を大切にすることからの出発』

なぜ、保護者会が必要なのか
オープンな保育士と保護者の対話の必要性。
保護者の感謝の念も、不平不満も公にしていく存在が必要ではないか。

保育園の管理職に求められる能力
保育指導者として、その場の指導はわかるが、父母の前で、保育士を怒る園長に疑
問。

民主的な集団づくりとは
例えば、職員会議の運営はどうなっているのか

園長職がどのように選ばれているのか
(近年の管理的な傾向が強い人しか園長に採用されない実態をどう見るか)

保育士以外の専門職の考え方
事務職がいない

看護職に求められるもの
看護職を保育士として配置する事への疑問
正規に保育士を配置して、看護職としての任務に徹すべきではないか。
また、長いスタンスで、子どもの健康調査などの取り組みの必要性が、あるのではな
いか。

用務職にもとめられるもの

栄養士・調理師のもとめられるもの

地域の中に生きる保育園
園解放の取り組みから見えるものはなにか。

措置条件以外のこどもたちや親を社会的にどう受け入れていくのか

親が考えなければ、ならないこと
延長保育の要求と子育て期の社会的保障の両立
「お稽古事」(英会話、絵画教室、体操教室、など)への要求と学校への不安

子どもに何を望むか
成長発達に合わせた人間的な働きかけ
社会と関わる力と集団の中で自分をとらえる力づくり

入所に関わっての措置基準の考え方、また措置に際しての情報公開
園長や福祉事務所に顔を売る?と入れる?とか、議員を通じて頼めば入れる?という
まことしやかなうわさ話が、親や保育士自身から語られてしまう、今の実態をどう変
えていくか

延長保育と休日保育をどう考えるか。
専門職の労働の保障をすることの必要性。
例えば、テパートやお店など
逆にフリー職への誤解と偏見もある。時間が自由=短時間対応という発想

審議会に労働組合や保護者会の代表が入る必要性

保育園の実務の多さ
例えば、保育日誌。業務内容の公開の必要。

母乳育児と保育園の考え方の格差
出産に際し、母乳育児をすすめる風潮の中で、6か月以降の母乳には栄養がないと、
粉乳をすすめるのは、なぜ。
人間が人間に必要で生み出す物を否定する保育観を変える必要があるのではないか。
保育園や職場に、授乳や搾乳する場所がないのはなぜなのか。
同様に地域の中にも、そう言う場所がない。
子育てを家の中に限定してしまう発想が、そこにある。

薬の対応も、保育士の言葉加減で、『だめ』ととらえられる場面が多い。事故の防止
と、子どもの健康面から、どう発展的にすすめていくか。(安易な投薬はさけたい
が、必要な処置はして欲しい)

アトピーの子どもへの対応
就学前の乳幼児医療費の無料化と共に、すすめるべき課題。

障害を持つ子どもの対応と受け入れ
「障害はひとつの個性」、どんな子どもでも成長発達していく保障の場。
保育園に限らず、幼稚園でも、学校でも。
手話を通じて、成長する子ども達の実践。
しかし、障害があることを、父母に伏せている事実も、逆にある?

病児保育
神奈川県内では、「エンゼル多摩」のみ。
子どもが病気の時に休めない社会環境をどう変えていくかを、同時にすすめなけれ
ば、要求はどんどん高くなる。
横浜市の第2あおぞら保育園の実践を参考に。

神奈川県や国の予算措置の脆弱さ

開業医・児童相談所・こども文化センター・保健所などと地域ネットワークをつくる
必要性
親にひとりぼっちの子育てをさせないためにはどうしたらいいか。

公園の整備をどうすすめるか。公園を増やすには、どうしたらいいか。
手洗い場、トイレ、ベンチ、お茶が飲める場所、高齢者も子どもも語り合える場所づ
くりが必要ではないか。

地域の商店街や農業をを発展させる取り組みの中に、子育て世代を巻き込む
安心して食べられる物づくり、自分の目で見て育てた食べ物を食べられる安心。
親も子どもも、作物を作る事の出来る参加の場を作る
そうして、地場産業を守る

就学前の子どもたちの健康な環境づくり

妊娠時からのネットワークづくり。

議会などの場での保育室の確保と傍聴機会の保障
現在、川崎市議会は委員会傍聴は出来るが、県議会・国会は委員会・本会議ともに傍
聴が出来ない。
県議会などは、子どものおむつを取り替える台すらない。(今時ねぇ)
国会は、現在保育室を検討中とのこと。

親以外の手助け世代(とくに祖父母)を巻き込む取り組み
手助けで終わらせず、苦楽を共にするパートナーとして、日の当たる取り組みをして
はどうか。

パート職の研修保障および保護者との懇談会の必要性があるのではないか。

保育ママ制度の充実とネットワークづくり
パート職同様に、研修機会の保障をすべきではないか。

また、保育ママを認可の補完としての位置づけで良いのか(無認可保育室も同様)

そもそも、なぜ、行政は保育園を建てたがらないのか

入所に際しての健康診断や面接に保護者、両親が、具体的に父親も参加することの必
要性があるのではないか

一時預かりでも、保育の保障という視点が必要ではないか。
託児と保育は違うと言うが、子どもの成長発達の側面からみたら、優劣を連れるのは
おかしいのではないか。

子どもとテレビ・ビデオ漬けの問題から見える物。
また、早期教育への期待がどこから産まれてくるのか。
親自身に子どもの教育権も子育ての権利もあることに、目を向ける必要があるのでは
ないか。
おまかせからは、何もうまれてこない。

さいごに
再び、『ポストの数の保育園を』『1万人に1か所の保育園を』の運動を起こそう。
 


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