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今回のツアー客は 夫婦4組 親子1組 友人連れ3組 一人旅(女性)1組 の総勢18名だ。陽気な運転手・イボさんのリムジンバスで  アクギュンイスタンブールホテルに到着。
日本時間では午前3時ころ 明け方が近い。こちらは午後9時。早速 荷物をほどいて明日の準備したあと早々に就寝。

6時のモーニングコールでいそいで朝食をすませ 7時半すぎバス出発。かなりあわただしい。
今日は アジアとヨーロッパを分けるダーダネル海峡の北側・ヨーロッパ側を 突き当たりまで走る。フェリーで南側に渡り さらに南下してアイワルクに向かう予定だ。
500kmを越えるバス旅行。途中古代遺跡トロイを観光する。
バスには 昨日空港で顔をあわせた現地ガイドのデニーズが ちょっと変な日本語で説明を始めた。人の良さそうなおばさんで 何かというとトルコの自慢をしていた。日本人は嫌いじゃないようだ。

割礼を祝うトルコの男の子

早朝 ホテルの窓から
イスタンブールの古い城壁が見える

昼食後、港町を散歩していると アラブの王子の様な衣装の男の子に出会う。割礼のお祝いの服装らしい。トルコの町ではかなり頻繁に見かけた。ちょっと恥ずかしそうに しかし誇らしげにみんなの注目を浴びていた。日本の七五三のたぐいか。子供を大切にしている国のようだ。


再びバスに乗り 1時間ほどで トロイ遺跡観光。 シュリーマンが古い叙情詩を手掛かりに掘り当てたロマン豊かな遺跡だ。実際 何層にも積み重なった遺跡をみると 時間を超えて人々の暮らしが鮮やかに目に浮かぶ。古代文明がアフリカからヨーロッパに広がる課程で 地中海に面したこの中東の地が非常に重要であり当時の繁栄がしのばれる。ただ いかにも重要そうな遺跡が乱雑に放置されている感がある。トルコ人気質なのか?

添乗員の松重さんは 年の割にはかなりのミニスカートでバスに乗り込んできた。女性が肌を見せないイスラム圏ではちょっと問題なのでは? 旅の終わりに 思わぬ展開があるのだが、この辺からすでに デニーズと馬があわなくなっていたようだ。

フェリー乗り場で昼食をとった頃には デニーズの変な日本語にも だいぶん慣れてきた。
トルコでの挨拶 "ギュナイドン(具のない丼)"等 あやしげなトルコ語も伝授された。挨拶は簡単な"メルハバ"が無難なようだ。
ツアー客のメンバーもだんだん顔なじみになってきた。かしましい中年女性の3人組。おしゃれな親子(母娘)ずれ。なぞめいた女性の一人旅。スポーツタイプの夫婦連れ あたりが目立っている。

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ヨーロッパホリディ トルコ編