サターンの未クリアゲームの束の中に、ウィザードリィ(以下ウィズ)があるのを発見した僕は、久しぶりに遊ぶのも面白いかと思って、そのソフトを起動したのでした。
気が付くとすでに深夜。こうも面白いものだったかと改めてウィズに惚れ直した僕は、HPにウィズのコーナーを作ろうと思い立ったのでした。
はじめたっきり、まったく更新されないコーナーもある中、無責任にもまたもや新コーナーのスタートです。名づけて、「ウィザードリィ・フリークス」。
以後お見知り置きを。


ウィズで楽しいのは、まずはキャラクターメイキングです。
5つの種族に8つの職業。理想のパーティ編成目指して、ぽちぽちとキーを操作します。
僕の初期パーティは、前から「サムライ、戦士、戦士、僧侶、盗賊、魔法使い」と決めてあります。レベル11以降を考えると、ここから戦士を一人減らして僧侶か魔法使いかビショプ等の魔法が使える職業を一人増やすのがバランスは良いのでしょうが、前衛に戦士系を三人並べておくと、ウィズの中で最も戦闘バランスが厳しいといわれる序盤が、少しでも楽になるのです。

メンバーの名前は、以前はどのウィズをやる時でも固定していた時がありましたが、このところは気に入っているゲームやアニメのキャラクターの名前を拝借することにしています。余談ですが、ウィズファンとしても名高い押井守氏は、企画から参加している「パトレイバー」という作品の主要人物が6人である理由を、ウィズのパーティ編成のためであると言っています。そういや「ご先祖様万々歳!」も主要キャラは6人でしたっけ。

先頭のサムライの名前は、天上ウテナとしました。ゆくゆく手に入れる予定の「村正」を、ディオスの剣に見立てようというわけです。サターン版のウィズは、古いパソコン版のウィズと同じく名前に漢字を使えるのが嬉しいですね。
前列2番目の戦士には、ガッツと名づけました。マンガ「ベルセルク」からご登場です。ファンタジーものの戦士のキャラクターにはうってつけでしょう。このまま、以下のキャラクターにグリフィスとかキャスカとか付けたい衝動に駆られましたが、マンガのごとく冒険中にとんでもないものに襲われたりするといやなので今回はガッツだけにしました。
三番目には自分の名前ということで、てなしもと名づけます。これで、大好きなキャラクター達と一緒に冒険が出来るわけです。
後列の先頭の僧侶には、考えた末アイヴィーと名づけました。DCの傑作格闘ゲーム「ソウルキャリバー」に登場する女王様です。前列のキャラが戦闘不能になった時に肉弾戦闘に加わるキャラですから、ちょいと攻撃的な性格のキャラクターを採用しました。
後列の真ん中、盗賊には、”ザ・ネゴシエーター”ロジャー・スミス。アニメ「THEビッグ・オー」から来ていただきました。今回の舞台は狭い迷宮ですから、頼みの綱のビッグオーは参戦できません。ノーマンも不在の独力ですが、宝箱の罠とのネゴシエイトに失敗しないでくれることを祈ります。
最後は戦力の要、魔法使い。魔女、ということで当然姫宮アンシーです。なんだか突然裏切られそうで恐いですけど・・・。

というわけでパーティ編成は終了。
サターン版では最初から酒場に居るレベル3のパーティから装備品を根こそぎ奪って身なりを整え、迷宮に出発です。
前方にのびる通路を無視して、まずは右手の小部屋へ。ここで、レベルが3くらいになるまで経験値を稼ぎます。レベル1の間は、一度の戦闘にすべての戦力をつぎ込み、戦闘が終わったらすぐに帰城、というのを繰り返して、安全第一に行動します。
「呪文の切れ目は命の切れ目」というウィズ格言に従うと、レベルが上がって呪文使用回数が増えるまでは、こまめに宿屋に戻りながら迷宮への出入りを繰り返すのが正しい冒険者の姿なのです。


今回はここまで。
このコーナーでは、これ以降も時折このパーティーの近況報告を挟みながら、いろいろとウィズに対する思いの丈を語っていきたいと思います。


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