2010年6月号 第292号

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スリランカよりラジ女史来寺!

■5月1日の月始総講にスリランカより来日されているラジさんにお参詣いただきました。 odousi-photo

■ラジさんはミランダさんの教化子で、乳がんを現証御利益で治し、現在はインド、カナダへの御弘通にも気張られている方です。

■御法門に代わって御導師とラジさんの対談を拝聴させていただいたのですが、今回のお話は小生にとっても特に感動しました。

■それはラジさんの幼い頃からの記憶、両親のこと、それから結婚してスリランカへの移住(ラジさんはインド人です)、そして佛立宗との出会い、御導師との出会い、そしてこれからのこと・・・。

■学徒として御導師から「妙風」という名前をいただいた時、一瞬にして両親からつけてもらった「ラジ・アベイシンハー」という名の由来と共通していることに深い因縁を感じたと語るラジさんに小生は感動しました。

■スリランカのご信者さんはみんな素晴らしい方ですが、ラジさんはちょっと何かが違うイメージを小生は持っております。サムライスピリットというのでしょうか、前世は日本人ではなかったのかと思うような武士の気品というようなものを感じております。

■今回の来日の目的は、自分の死後のことについてでした。

■自分の遺骨を香風寺納骨堂に安置して欲しいとのこと。「たとえスリランカではなく、インドで死んだとしても、カナダで死んだとしても、遺骨は日本の神戸にある香風寺へ」ということを正式に弁護士を立てて遺言にし、その写しを香風寺へ持参されました。 odousi-photo

■それを聞いた小生は「いずくにて死に候とも、墓をば身延の沢にせさせ候べく候」という日蓮聖人の言葉を思い浮かべておりました。

■わずか数回しか香風寺にお参詣されたことのないラジさんが、こうしてはるかスリランカより香風寺をお慕いされていることにまたまた感動してしまいました。

■私たちも「死後は香風寺納骨堂へ!」という気合いを持って御弘通に法灯相続に、お参詣に気張りましょう!


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