2010年7月号 第293号
開導会の報告
■去る6月6日(日)に香風寺開導会が奉修されました。
■かねてご披露させていただきました通り、今回はイタリア団参をされたご信者さんをお迎えさせていただきました。
■御導師のご供養で前日からご宿泊いただき、元町の「中国酒家」で会食があったのですが、その会食の雰囲気といい、会話といい、声の大きさといい「さすがイタリアに行くだけあるわ」というエネルギーを感じました。何しろ随伴していない小生までも行ってきた気持ちにさせてくれるように巻き込んでくれるのですから・・・。いつのまにか「よし、今度はスリランカに行ってみたいね~」とか言ってました。
■以前、イタリア団参出発の雰囲気を見て、「御導師は、この人たちを無事に連れて行くことができるのだろうか」という一抹の不安を感じたと通信に記しましたが、今回は「よくぞこの方たちを連れて行かれた」という御導師に対する感心と、団参者の間に流れる「イタリアで共に御題目を唱えた」という信頼感と結束間を感じました。
■御会式当日はお天気にも恵まれ、お参詣者にも喜ばれる体制でご奉公をさせていただくことができたと思います。
■御法門の前には団参者の紹介とイタリアでの感想を述べていただきました。
■今回の団参者はイタリアだけでなく日本各地、海外の寺院へも団参されているような方々なのですが、福岡御導師との団参が一番楽しい、そしてとても刺激的で元気をもらえる団参だと仰ってました。
■海外といっても、どこも日本人の、あるいは日系のご信者さんばかりのお寺ですが、今回のイタリアはすべてイタリア人、彼らの口から御題目が唱えられていることにまず大感激されたそうです。
■そして説かれる御法門もすべて英語。ダニエッレ師が英語をイタリア語に通訳しての御法門にもインターナショナルを感じたそうです。
■はたして団参者はその英語あるいはイタリア語を理解していたのでしょうか?
■まあ、そんなことは関係ないのでしょう。要は雰囲気です。御導師の英語の御法門にイタリアのご信者さんがフンフンと頷いている姿。その姿を見ているだけでワカルのではないでしょうか。
■今回の団参者の中に91歳のご信者さんがいらっしゃいました。91歳でイタリアへ行かれたのです。写真にアップで赤いタスキをかけた素敵な笑顔のおじいさん(佐藤さん)です。
■佐藤さんが時には笑い、時には涙しながら御導師の御法門を聴聞されていたことがとても印象的でした。きっと香風寺団参もイタリア同様、満足されてお帰りになられたと思います。
■ちょうどこの6月で香風寺は25周年を迎えました。この間(かん)25回の御会式を奉修させていただいたわけですが、少しずつお参詣者も増え、ご奉公内容も充実してきました。
■これからは更に新しいお参詣者を増やして、香風寺らしいご奉公内容で、笑顔の絶えない楽しい思い出を創っていきましょう!