2010年7月号 第293号

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編集後記

― 宇宙人って本当にいるの? ―

odousi-photo ■小惑星探査機「はやぶさ」が無事にオーストラリアの砂漠に着陸しました。大気圏に突入した「はやぶさ」の姿は、スペースシャトルなどよりずっと感動的でした。

■この「はやぶさ」の帰還によって日本の宇宙科学技術の高さが証明されるだけでなく、太陽系の生成解明に大きく貢献できると言われています。

■いつまで続くかわからない「はやぶさ」ブームですが、ウチの長男信敬(のぶたか)が「宇宙人ってやっぱりいるの?」と聞いてきました。

■4月のテレビでスティーブン・ホーキング博士が地球以外に生命が存在する可能性が高く、自分の惑星の資源を使い果たした後、資源や居住空間を求めて宇宙をさまよっている恐れがあると指摘し、地球に来たら『コロンブスが北米大陸に来て、先住民にとって悪い影響をもたらしたのと同じようになる結果になるだろう。だから宇宙人と接触しようとすることは危険なことだ』と発言していました。

■また、宇宙人の容姿については「目や口、足はあるだろうが、マリリン・モンローのような容姿は期待しないほうがいい」とも語っていました。

■ホーキング博士は「相対性理論」で有名なアインシュタイン博士を超える天才と言われていますが、その宇宙人観はかつて南北米大陸を侵略した残虐性と同一視しているようです。

■私たちの信ずる法華経では、この大宇宙には多くの佛国土・他方世界があり、それらの世界(星)の中の仏さまから「箸にも棒にも掛からない極悪人」だけがこの地球である娑婆世界に集められたのだとされています。

■実は地球人こそが、この大宇宙の中にあって極悪人・謗法者なのですから、ホーキングさんの仰るような宇宙人の性格・容姿ではなく、本当の宇宙人の容姿は菩薩のような威厳に満ちた立派な姿なのかもしれません。

■少なくとも小生は子どもたちにはそのように教えていこうと思います。


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