2011年1月号 第299号
年頭の挨拶
住職 福岡日雙
香風寺ご信者の皆さん、新年明けましておめでとうございます。
旧年中は香風寺護持の為、種々ご奉公頂き有難うございました。
さて、今年は
釈尊から蓮 隆 扇 三祖と受け継がれてきた佛立信仰を、
子から孫へと伝え、知人、友人へと、輪を拡げるため、
その範となって日常信行に励みます。
をお互いの誓いの言葉として信行に励むことにいたします。
釈尊が法華経の中で、今、私たちが生きている末法という時代のために特に説き残された「本門八品」の教えに基く信行は日蓮聖人によって伝え弘められました。
この信行は室町時代に日隆聖人によって再興、そして江戸時代末期に日扇聖人によって開かれた本門佛立宗によって蘇りました。
この釈尊より蓮・隆・扇三祖と受け継がれてきた御題目口唱の信行を受け継がせていただくのはだれでしょうか。それはいま、この「年頭の言葉」をお読みになっているあなたです。そしてあなたはあなたが今こうして励んでいる信行を子や孫に受け継がせ、知人、友人に伝え、誘うという役割、奉公を担っておられるのです。
そこで、まずは一月六日から二十五日までの寒修行特別朝参詣に精進されるとともに、子や孫、知人、友人を一人でも二人でもご参詣の場にお誘いするよう心がけてください。
今年一年のご信者各位の無病息災、ご多幸をお祈りいたし年頭のご挨拶といたします。
合掌