2011年3月号 第301号

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春季彼岸会のご案内

3月21日(祝)
第一座 午前 7時
第二座 午前10時

■『社葬』という映画があります。その中で主役に扮した緒方拳が、入試に落ちたわが子に柔道着を着せて庭に引っ張り出し、思い切り投げ飛ばしてこう叫びます。
「東大がなんだ!体さえ健康ならば何をやってもいきていけるんだ!父さんを見ろ!」

■実に見事な迫力ある場面で、父親の子供に対する愛に感動しました。
現代の親子関係に悩む方々にお勧めの場面です。

■この父親の「叫び」が、今の時代には聞こえなくなりました。
そして大事な「いのち」を簡単に投げ出してしまう人があまりにも多くなってきてしまいました。

■日蓮聖人は「蔵の財(たから)よりも身の財すぐれたり。
身の財よりも心の財第一也」と仰せです。
これは日蓮聖人の私たちに対する叫びです。

■丈夫な身体よりも「心の財(たから)」が第一なのだと日蓮聖人は私たちに教えてくださいました。
そして「この御文を御覧あらんよりは心の財をつませ給ふべし」と続けて諭されてます。

■なかなか家族で「心の財」について考える機会がなくなってきました。
香風寺では春季彼岸会にて「丈夫な身体」と「心の財」について、御導師からさまざまなヒントを御法門で伺うことができます。

■どうぞご家族そろってお参りいただき、「ご先祖のご回向」と「心の財」を積ませていただくことをお勧めいたします。

■なお、第二座終了後、多目的ホールにて薫化会がお茶とお菓子を用意しますので、語らいのひと時をお過ごしください。


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